彼らの日々の幸せは美味しいごはん。きっかけは——大量の茄子!?

 灰色の液体、疼く闇の右手、大人のおやつ……その正体は、なんと全て茄子料理!?

 唐突に始まる灰汁談義は、実は主人公がアク抜きをせずに茄子の味噌汁をつくってしまったことから。そんな味噌汁も美味しく食べてくれた(万年貧乏な)後輩の沢村。実は料理上手な彼に茄子の大量消費を手伝ってもらったことから始まる男二人のルームシェアとめくるめく美味しいごはんの数々。

 ドラマにもなった某作品を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 こちらはあくまでほのぼの先輩後輩の仲ですが、そんな彼らにあれこれ言いたがる同僚もいたりして、多種多様な価値観とそれなりの対立と、でもやっぱり「うまいメシさえあればいい」のタイトル通り、美味しいごはんで軽やかにのりこえていく二人の日常。

 ちょっぴり疲れた日々に、なんだかとっても癒しと元気をもらえてもっとこの二人を見ていたいなあと思えるお話でした。

 おすすめです!

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