彷徨える王【横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】

作者 雨 杜和orアメたぬき

72

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★★★ Excellent!!!

雨 杜和さまが、横溝正史ミステリ&ホラー大賞に応募のために書き下ろされ心理サスペンスです。
コメディから、歴史もの、ファンタジィと、作品の幅が広いアメ様、満を持して、この作品を発表されました。
義父の連れ子の義兄を、自分では意識せず、愛していた主人公。
思わぬアクシデントから、義兄は、新しい人生に旅立ったはず、その兄が、「デトロイトで、遺体で発見された」という。
義兄の身に何があったのでしょう。
すでに香港警察出身という美しいが、おかしな女性があらわれています。
謎は、謎を呼んでいます。
中性的な、不思議な魅力をたたえていた兄、兄が、抱いていた秘密は何でしょう?そして、兄の身にその後、何が起きたのでしょう?
毎日の物語の進行を待ち焦がれています。

★★★ Excellent!!!

作風が多岐に渡る作者【雨杜和orアメたぬき】様が、満を持して『横溝正史ミステリ&ホラー大賞』に参加させている作品です。新作です。

このストーリーは、暗い雰囲気を帯びて鬱々と進みながら、先が読めない謎に巻き込まれていく感じですね。まさに本格ミステリーです。
第一話の掴み方が、まず素晴らしい。謎が謎を呼ぶ2話目以降も、いい。

雨杜和様はコメディーに振り切った作品も多く書かれていますが、この作品の様にダークな雰囲気のミステリーも得意とされています。本当に才能豊かな方です。

その雨杜和様が、練りに練って、考えまくって、推敲しまくって公開しているこの作品は、読んでいてもその力の入れられようが感じられます。

「作者様が本気出してきた」

って凄い思いましたね。

まだストーリーは始まったばかりです。これからもっともっと面白くなるでしょう。追いかけるのに遅いなんてことはありません。ぜひ、この本格ミステリー、読んでみてください!

★★★ Excellent!!!

※1話読了時の感想

カクヨムでは滅多に読めない本格ミステリです。

そもそもランキング制が主のWeb小説では、この手のラストにオチが来る長編ミステリは、導入で個性的なキャラクターを出して掴みで読者から評価を貰ってランキングを上げるタイプの異世界物に比べて圧倒的に不利なので、作者さんは敬遠しがちなのです。

しかも海外が舞台で、暗めな始まり方です。
そういう意味ではなかなかに読者を選ぶ作品と言えるでしょう。

しかしながら、ミステリ好きならこんな作品待ってましたではないでしょうか。
海外、ヤバめな人、警官と、出だしから好事家ならワクワクする要素だらけで、海外ミステリ好きなら堪らないのではないかと思います。

しかもちゃんと完結保証されてるので、ミステリなのにラストどーなるの?のままなんて事にはならないとの事。これは読者として嬉しい所です。

まだ始まったばかりなのですが1話読んだだけでもう既に引き込まれてしまったのでレビューさせて頂きました。
(先の話を読んだら追記するかもです)