おいなり新九郎

　肌寒いくらいになりましたが、ちょっと一息、ああん！そっかぁと気楽に笑えます。暖かい飲みものは吹かないように注意です。

　だいじなことは、ささやかな出来事の中にも含まれている。取返しのつかないことになった人もそうでない人も、ふと、考えてみるのもいいかもしれない。カップ焼きそばの湯気の中にも大事な思い…続きを読む

　後宮に華咲く人生において、本当の愛はどこにあるのでしょう。 　それは、愛に届かず、恋ですらなく、ただ情としてひっそりと枯れていく、もしくは散っていく、目と心をそむけて華やかさの中…続きを読む

　着目点が素晴らしい。え、主人公にそういう設定与える？っていう、怒涛の展開。
もっと見てみたい内容ですが、これはこの長さだからよかったのかも。

　登場人物と風景の描写が丁寧で、そこに感情が入り込むので、理屈もあるのですが読みやすい。揺れ動く心、登場人物たちの意外な素顔、そして秘密。なぜそこまでするの。そこまでの執念、想いが…続きを読む