概要
孤独なる修羅の剣士たちの軌跡を綴る。
戦国時代より連綿と続く剣術の古縁流。
忍術と剣術を組み合わせたこの流派は時代の変遷とともに、最強とは歌われるが決して日の当たるところには出られなくなった不遇の秘剣である。
この始末記は古縁流二十九代に渡る宿敵十二王との孤高の闘いの記録であり、また草野三郎という一人の剣士の成長の記録でもある。
伝奇ロマン。全十二話構成。それぞれ一話完結。(但し話の流れがあるので第壱話より順に読んでください)
忍術と剣術を組み合わせたこの流派は時代の変遷とともに、最強とは歌われるが決して日の当たるところには出られなくなった不遇の秘剣である。
この始末記は古縁流二十九代に渡る宿敵十二王との孤高の闘いの記録であり、また草野三郎という一人の剣士の成長の記録でもある。
伝奇ロマン。全十二話構成。それぞれ一話完結。(但し話の流れがあるので第壱話より順に読んでください)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!修羅は晴天を呼ぶ
古縁流。
草野三郎はこの剣術の免許皆伝者だ。
では、主人公は草野三郎なのかといえば、違う。古縁流第〇代というように、主役が入れ替わる。
古縁流が、物語の縦糸なのだ。
市販の本を読んでいるのかと錯覚するほど巧い。素人ではなくプロの域にいる。
歴史・時代・伝奇ジャンルの中でも安定してランキングの上位に位置していてもよいと想うのだが、まったく目立たないのは、文章がネット小説向きではないために、地の文を読みなれていない人たちには馴染めず、敬遠されてしまうのかもしれない。
常日頃、どのような書き手に惹かれるかと訊かれたら、【PVゼロ、評価ゼロでも書き続けている人】とわたしは応えている…続きを読む