SFと書いてセンチメンタル・ファニーと読む

これは、七つの星語り。一つ一つバラバラのようでいて、実は繋がる。
そう、本当は遠い星々の姿が、地球から見れば近く、そして星座として結ばれるかのように。
感傷的で、奇妙で、そして切ない。

圧巻、ということばで簡単に言ってしまって良いのかは分からない。分からないがしかし、相応しいのはこの言葉であるように思うのだ。
この感傷的で奇妙な物語群は、最後どのような姿を見せるのか。あなたにはどのような姿に見えるのか。

人とは愚かな生き物である。そんなことばがある。
けれども人は人であるがゆえ、立ち止まっても振り返っても、少しづつでも前へと進んでいくのでしょう。
ぜひご一読ください。

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