遠い遠い距離の中、思いを重ね合う雄和とエドヴァルド。丁寧に編まれた日々の様子が優しくて愛しくなります。ままならないことや難しいことはあるけれど、彼らのできる範囲で思い合って時を重ねる。ゆっくりと連なる描写は彼らの日常を思わせ、だからこそ日々、彼らが重ねた想いや年月をじんわりと実感させる。愛しい時間を想う、そんな読書体験をどうぞ。
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