雄大なるカナダの大自然で主人公が出会ったものは?

 とかく最近の話は「人間の悪意」とかが「敵」になったりしますが、この物語の「敵」は人間ではないんですよね。もっと「どうしようもないなにか」です。

 そして、物語のキッカケとなる「自然現象」がとても「良くて」、本当に発想がよくて、私はしびれてしまいました。そう、この小説の一番の特徴は「自然現象」の描写なのです。

 なんというか、人間の「悪意」とかに辟易している人には、こういうファンタジーはオススメだと思うんですけどね。テンプレ要素も少ない「すばらしい」作品だと私は思います。

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