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  • Phase.10 情報屋ブックマンへの応援コメント

    スチームパンク密度の高い部屋に胡散臭い情報屋! うわー、めっちゃ好き……
    ユダヤ人でブックマンと言えばD.Gray-manにいた憶えがあるんで何か……近い何かがあるんだろうけど教養が足りなくてわからない……!! くっ!!

    今回も要素盛りだくさんでおいしい中にトライポッド(三本足の熱線兵器)がしれっと混じって和みました、多数の国の事情が渦巻く中でこれは助かる……
    スピルバーグ監督版の宇宙戦争で、核すら封殺するトライポッド君が核すら持てない日本の大阪で何機か倒されたとクライマックスにてしれっと話されて、……物凄く困惑してから大阪のおばちゃんが巨大化してしばき倒すのを幻視して爆笑したのを思いだしました。懐かしい

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ブックマンはユダヤ人ではありませんが、英国系ユダヤ人とも交流があり、当局から身を隠すためにゲットーに住んでいます。
    「ブックマン」という名のキャラクターはいくつかありますが、イメージしたのは、「ブックマン秘史」シリーズの第一巻『革命の倫敦』に登場する黒幕ですかね。まあ、あまり関係はありませんが、マンガ『ヨルムンガンド』にもブックマンというCIAのエージェントが出てきます。

    トライポットはシリーズが続けば、おそらくまた出てくると思います。
    カイザーが火星人と手を組んでいるなんて、そんなまさか……ねぇ?

  • チョコのウォンカ社、良いっすね(*'▽')

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    英国でチョコと言えば、やはり天才パティシエのウィリー・ウォンカですよ!
    ただ、原作の時代的には大分ズレているんですが……まあ、オマージュってことで!笑


  • 編集済

    Phase.9 新たな任務への応援コメント

    相手が社会的には壊滅的に受け入れられない事を指摘しながら、自分はそのあり方に寛容な姿勢を見せる……、見事な脅しの効いた人心掌握術だ……。……カネトリさん、使えるうちは理解のある上司で良かったなぁと(うわぁ)
    ……順当に考えると元スパイなんて経歴持ちが内部調査で明らかになったら疑うし、使えるなら今回の案件はぶん投げるよな……

    解析機関はなぜか普通のエンジンの事だと思っていたんですが、パソコンに近いものだったんですね。……勢いで《ディファレンス・エンジン》を買ってしまいました


    追伸

    お返事ありがとうございます!!

    スパイに関しては本当にニワカ以下なので、諜報工作活動の活発なイメージのある第二次世界大戦・冷戦時代よりも前、第一次大戦以前にここまで組織が揃っていたのかと驚きました。
    見知った部下ゆえに厄介な事案を押し付けられまくり、同僚には実力以上の評価をもらっていると妬み嫉みを受けるやつですね! 出世にはとても有利そうだ!!

    うっ……、この方もまだまだこれからと言った若さで亡くなられているんですね……、時代を造れそうな方の損失は涙腺に来る……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうですね、アンダーシャフトの口利きがあったのか、カネトリは〈ナンバー・シックス〉に軍偵として採用されましたが、すぐに上司とトラブルを起こしてクビになっています。
    敢えて言っておくと、諜報員としての実力は中の下ぐらいで、そこまで敏腕だったわけではありません。
    クローがいることもあって、カネトリは〈マスター〉のお気に入りで、これまでにも何度か直属の依頼を命じられたり、使いっ走りをやらされています。

    おおっ、『ディファレンス・エンジン』買いましたか~。
    なかなか読み手を選ぶ小説ですが、SF書きとしてあの黒丸尚の文体は、憧れずにはいられません。伊藤計劃のルーツですね。


  • 編集済

    おおっ、噂のもっとヤバいケモナーの人がついに
    ケモ度高めのメガネっ子でしかもハーレムとは、素晴らし……いや、時代的に豪の者過ぎる……。ん"っ? グラバー園のグラバーさん武器商人? あんな牧歌的な所に住んで……あー、そう言えばそうだったような

    そして史上最悪の偽書「シオン賢者の議定書」の人に(……もしかして文書だけでなく映像まで偽造できてしまう?)、凄いそれっぽい感じのユダヤ人に……。今回も色んな要素盛りだくさんの贅沢な1話でめっちゃありがたいです!!

    ……ちなみにアンダーシャフト銃のイメージはボルトアクション式ライフルで良いでしょうか?


    追伸

    強い……、有能でも目に見えるドテカイ弱点があるからとそこをつくと返り討ちにされるとか無敵か……

    マルティニ銃の機構初めて見ました、格好良い! 使用弾薬に種類があるの良いですね、それで大量生産できるとはさすが大手

    「魔女に与える鉄槌」を調べていた時ついでに知って読んではいないんですよ……。ウンベルト・エーコは調べもので読んだ美術の本が自分にはレベルが高くてそのイメージが……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ロキアは……そうですね、〈銃後のお茶会(フロック・ティーパーティー)〉の大問題児です。ヤバすぎてもう誰も手が出せないというか……。
    以前、ソドミー法で訴えてやるぞ、とロキアを脅した男がいたそうですが、その翌日にはテムズ川に浮かんでいたそうです。
    このようなことは何度かあり、警察の世話になったこともあるそうですが、その度に即日釈放、密告者や訴訟人は同様に始末されています。
    〈マスター〉もロキアには手を焼いていますが、極東や東アジア方面のプロフェッショナルということもあり、仕方がないから世話してやっているといった感じです。

    アンダーシャフト銃は後に出てきますが、新式がボルトアクション、旧式がフォーリングブロック・アクションという、マルティニ銃と同じ装填機構を持っています。
    使用弾薬はその国に合わせてバージョンがあり、英国軍の制式採用には至らなかったものの、なかなかのヒット商品です。


    おお、ウンベルト・エーコをご存知でしたか!
    正直、このネタは誰にも拾えないだろうと思ってました。
    『プラハの墓地』いいですよね~。

  • Prologue.2への応援コメント

    絶妙なラインの物品が古臭くて最高です。英国ならウェブリー・ミリタリー・リボルバーが来るかなぁと思わせといてのナガンは最高過ぎて言葉を失いました。M1895ではないあたり、サプレッサーが使えないナガン・リボルバーですかね。

    イカしてます

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    基本的にはM1895と構造は同じですが、帝政ロシア内のある事件がきっかけで採用が三年ほど早まっているようです。
    一般には普及していませんが、サプレッサーも存在します。


  • 編集済

    ~~~!! 悪しき赤旗法が廃止……されたかされていないかの馬車と自動車が並び立ち、エジソンが円盤レコードとバチバチにやりあっている時代!! めっっちゃ好きです!!

    出てくる人物やキーワードの元ネタ探し等に話が中々読み進められなくなる感じがとても懐かしい……、インターネットで調べたり辞書や図鑑とにらめっこして(うわー、ハイソな事知っちゃったな~)とかやってたなぁ……

    (前話ではレポートを提出してしまって大変申し訳ありません……。調べてる時は普通に楽しくて、重点だけちょろっと書くくらいのつもりだったんです……)


    追伸

    そう言っていただけると……、……しかし今後はもう少しちゃんとこう考えていきます……。

    そうですね……、前話の感想(?)に書いていた本に食事前の合掌をするかしないかには地域差が有ると書かれていました。自分は地域性ややっていた格闘技の性質からよく手を合わせていたのですが、関東の祖父が手を合わせているのは確かに見たことがなかった気がします。……過去には引っ越した先の学校で手を合わせることを強要され、これは宗教的教育であると裁判にまでもつれ込んだ事例もあるようです。

    ……岩手県に住んでみると若い方はほぼ標準語で、高齢の方で外国語かと思うくらい話がわからない方と時折出会い、バイリンガルな中高年の方々と話すと教育や文化の変遷を大変感じました。……それまで普通に話していた相手が、他言語過ぎて苦笑いでやり過ごそうとした高齢の方とナチュラルに会話された時の頼もしさはハンパなかったですね!

    用語解説!! 大好物なのでとても嬉しいです!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    いえいえ、そうお気になさらず。
    中々、興味深い内容でした。やはりこの100年で歴史はガラリと変わりますね。
    そう言えば、幼稚園とかで手を合わせてみんなで「いただきまーす!」を言わされた記憶があります。
    学校教育機関の発展とともに、文化や日常の習慣までも変わってきたのかと考えると、価値観の変遷を含めて、ありとあらゆるものが日常生活に直結しているんだなぁ、としみじみ。

    「トリセツ!」とはまた別に、用語集のようなものも作ってみます。
    こちらでは簡単に元ネタについて触れようと思います。


  • 編集済

    Phase.6 イタ・ダキマ・スへの応援コメント

    あっ(舞姫だこれ……)

    「いただきます」は日本独自の言葉、と言うのは聞いたことが有ったんですが、正直眉唾でした。……しかし、あらためて調べてみるとどうも本当っぽい……
    「ボナペティ(めしあがれ)」の様な言葉や食前の祈り、十字を切るといった仕草や言葉は一応有るようでも、ナチュラルさがなんか違う……。うーん……

    調べたら食前の祈りのマントラ(インド式のお経?)やタイの食前のお経みたいな長い言葉は出てきました。良かった、何はともあれ食前に祈らない海外の偉いお坊さんはたぶん居ない(目的がずれた)



    追伸

    とてもご丁寧にありがとうございます!!

    習慣の違いを感じるやり取りは楽しいですよね、世界を旅する番組でもよく記憶に残ります。

    「いただきます」が新しい言葉と言うのが衝撃的過ぎて色々調べたのですが、「ごちそうさま」が1955年の第1版から広辞苑にのせられていたのに対し「いただきます」は1991年の第4版から、明治を知る方々にされたアンケート調査によると、使われていなかったと言うこともないが現代ほど一般的ではなかったようでした。

    食前の言葉としては狂言の「生捕鈴木」と言う、推定室町末以前に作られたもので確認できるのが最も古い記述ではないかとありましが、しかし、これが現代の使用にもつながるものなのかは確認できません。

    現在日本の礼儀作法の元となったと言われる室町時代から続く小笠原流ではいただきますと手を合わせることをせず、江戸時代では食前に手を合わせるのは農民・町民の文化であったと書かれている方もいました。

    《日本人はいつから「いただきます」するようになったのか》……こちらの本では、戦後の給食教育の中で使われる内に家庭にも広まり、それまで様々な食事の始め方終わり方であったのが全国一律の挨拶に変化したのではないかと推論されていました。
    こちらによると、ただ手を合わせるだけ、「ちょうだいしましょう」や「鶴亀のよわい願わば箸とりて、つるつる飲むな、よくぞかめかめ」など他にも食前の挨拶等は有ったようです。

    仏教の各宗派に食前の言葉と呼ばれるものがあり、こちらを文化の元とするまとめサイトもありましたが、これらの文化・習慣としての始まりや歴史的変遷等について述べている資料は見つけられませんでした。

    ……大っ変長くなってしまいましたが、日常的に使う言葉にも関わらず本当にびっくりするほど資料が出てきませんでした。それでいて現代の発達教育等では前提にまでなっており、これは陰謀論を提唱したくなりますね。……新しいかもしれません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    まあ、これについてはリアリティの程度の問題なのですが……単にカネトリたちにいただきますを言わせたかった(強制的感謝)ので、採用した次第ですね。
    彼らは英語を使っているので、実際にいたら変なガイジン感がすごいでしょうね。ちなみに、俺はそういうの大好きです。

    「いただきます」って当たり前にみんな使ってますけど、結構謎の言語なんですよね。今の形で普及したのは大正末期から昭和初期にかけてのラジオの普及にともなって……とかいう説をどこかで読んだ気がします。
    この点、国民同化政策との関連もありそうですね。調べると面白い発見があるかもしれません。

    カネトリの正体については……まだ秘密です。いずれ明かされる時が来るかもしれません。
    今は謎の日系ドイツ人ハーフのケモナーとしか言えません笑


  • 編集済

    見識が広い……、ロンドンでは図書館や新聞は19世紀にはもう広がっていたと思いますが、……グラマースクール(やや公立)やパブリックスクール(名門私立)の様な中等教育は出ておられそうな感じ……?


    追伸

    解説ありがとうございます! ……先の展開に触れてしまい申し訳ないです!!

    ハーロー校とか超名門校じゃないすかうわぁ、上流階級に混ざる元孤児なんてメンタルぼこぼこにしに来るのがいっぱいいそうな……

    とは言え20世紀の学園生活はかなり未知なので、この先の展開がとても楽しみです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうですね、後で少し出てきますが、カネトリは孤児の移民として英国に流入して、アンダーシャフト家に拾われてからは、ハーロー校で学び、卒業後にはサンドハーストという王立士官学校に入学しています。
    ちなみに、当時、ハーロー校から士官学校への進学を目指す「軍人コース」は、「落ちこぼれコース」とも呼ばれ、成績の悪い劣等生ばかりでした。
    まあ、カネトリはとくに劣等生というわけではありませんでしたが、後輩に手のかかる問題児がいて、度々、責任を負って鞭打ちに遭うなど、何かと悪目立ちしていたようです……。


  • 編集済

    Phase.4 〈銃後のお茶会〉への応援コメント

    カネトリさん、さすが名前に違わぬ高給取り

    しかし工場労働者の平均年収が50ポンドくらいとか聞いていた辺りの時代に1000ポンドの賭けか……(軽く命がけの詰め込み教育が始まるなぁ)


    追伸

    解説ありがとうございます!!

    魅力的なお話に上地先生の造詣に、色々と、こう、小説に関わらないであろう所でもこれから出てきそうな所でも聞いてしまいたい事がもう山ほど渦巻いているのですが、くっ……、続きを……楽しみにしています……!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この時代は階級によって収入が大きく変わるので、どちらかといえば、現在のカネトリは中産階級の可もなく不可もなくに位置していると言えそうです。
    むしろ、武器商人にしては少ない給料ですね。

    ただ、人口の四分の一が貧困にあったといわれる世紀末において、めちゃめちゃ恵まれています。
    アンドリュー・アンダーシャフトの口利きがあるとはいえ、ヒラのセールスマンに過ぎない男が〈マスター〉から目をかけられているわけですから……。
    やはり人脈はどの時代でも有効ですね。


  • 編集済

    えっ、もしかして地元ですか……? ってレベルの生活感たっぷりな描写が素晴らしい……。

    ちなみに参考文献等を聞いても問題ありませんか?


    追伸

    あっ……(プロフィールを見た)
    (これは……、本当にマジでヴィクトリア朝ガチ勢の人やん……)
    ナマ言ってすみませんでした!!

    参考文献めっちゃありがとうございます!!
    オーウェルは動物農場をアニメで見たことがあるくらいだったので、SF(?)でない話も書いておられたのかと驚きましたがそうかこの世知辛そうな経験があの話に……。
    自分もイギリスについては一時期調べていた事があったのですが、それゆえに新着でたまたま読んだこちらの小説の知見の深さに震えました。これはもうぜひ勉強させていただきます……!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    少し見ない間に色々な反応があってとてもありがたく思ってます!!

    参考文献については、一概には言えないのですが、何を描写するかによっても変わってくると思います。
    例えば、コックニーと言っても、19世紀末と20世紀初頭では大きく異なりますし、時代ごとに発生する単語や消えてしまった単語も出てきます。
    自分のペンネームのもとになったジョージ・オーウェルという作家は、1930年代に『Down and Out in Paris and London(パリ・ロンドン放浪記)』というルポルタージュを書いていて、貧困層のスラングについて触れています。
    ヴィクトリア朝ではないですが、もしコックニーなどに興味があれば、読んでみると面白いかもしれません。
    また、オーウェルが触発されたジャック・ロンドンという作家の英国ルポもあり……といったように、どんどん好きな作家の系譜の作品を遡っていけば、その当時の時代の変化や生活感が出るのかなー、と思います(もちろん、自分もまだまだですが笑)

    長くなり申し訳ありません。
    参考文献はちょっと量があるので、また機会があればまとめてみますね。

    まだまだ始まったばかり物語ですが、よければ最後までお付き合いいだだければ……と。m(__)m


  • 編集済

    Phase.1 ケモナーと襲撃者への応援コメント

    時代考証がよくなされた硬派な流れかと思ったら変態だーー!?

    薄幸そうなケモ耳少女を押さえ付けて奥までなんて……うむ……


    追伸

    ソドミー法……、国時代によってはガチ死刑のやつじゃないですか……、わら……わらえ……いや……、死刑レベルの風評になる性癖を隠さないとか尋常じゃない……

    作者からの返信

    カネトリは業が深いですよね 笑
    ちなみにですが、この時代にはソドミー法が存在するので、亜人との恋愛は社会的にアウトという風潮です。なので、変態とはされていますが(まあ、実際に彼も変態であると自覚しているわけですが……)、毛だらけ男(ファーリー・ジェントルマン)は一概に悪とは言えず、現代でいう同性愛者的な存在です。

    け、決してフェチズムなどではなく、急進的な人種平等主義なだけなんだからねっ!



    結論:カネトリはヤバい奴。
    (でも、カネトリがマシと思えるほどもっとヤバい奴も出てきます)

  • Prologue.1への応援コメント

    >今や歴史となった彼らは、ニトロセルロースの中で死に続ける
    印象に残る表現でした、全体通して文章が凝ってますね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ノスタルジック感が出れば幸いです。

  • Epigraphへの応援コメント

    スチームパンク?(*'▽')

    作者からの返信

    一応、史実ベースのスチームパンクです! パスティーシュ小説なので、古今東西のSFガジェットが登場いたします!!(『屍者の帝国』みたいなイメージです)
    カクヨムは初めてで使い勝手がまだよくわかりませんが、よろしくお願いします!m(__)m