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相手が社会的には壊滅的に受け入れられない事を指摘しながら、自分はそのあり方に寛容な姿勢を見せる……、見事な脅しの効いた人心掌握術だ……。……カネトリさん、使えるうちは理解のある上司で良かったなぁと(うわぁ)
……順当に考えると元スパイなんて経歴持ちが内部調査で明らかになったら疑うし、使えるなら今回の案件はぶん投げるよな……
解析機関はなぜか普通のエンジンの事だと思っていたんですが、パソコンに近いものだったんですね。……勢いで《ディファレンス・エンジン》を買ってしまいました
追伸
お返事ありがとうございます!!
スパイに関しては本当にニワカ以下なので、諜報工作活動の活発なイメージのある第二次世界大戦・冷戦時代よりも前、第一次大戦以前にここまで組織が揃っていたのかと驚きました。
見知った部下ゆえに厄介な事案を押し付けられまくり、同僚には実力以上の評価をもらっていると妬み嫉みを受けるやつですね! 出世にはとても有利そうだ!!
うっ……、この方もまだまだこれからと言った若さで亡くなられているんですね……、時代を造れそうな方の損失は涙腺に来る……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね、アンダーシャフトの口利きがあったのか、カネトリは〈ナンバー・シックス〉に軍偵として採用されましたが、すぐに上司とトラブルを起こしてクビになっています。
敢えて言っておくと、諜報員としての実力は中の下ぐらいで、そこまで敏腕だったわけではありません。
クローがいることもあって、カネトリは〈マスター〉のお気に入りで、これまでにも何度か直属の依頼を命じられたり、使いっ走りをやらされています。
おおっ、『ディファレンス・エンジン』買いましたか~。
なかなか読み手を選ぶ小説ですが、SF書きとしてあの黒丸尚の文体は、憧れずにはいられません。伊藤計劃のルーツですね。
アンダーシャフト……
今さらながら、ヘッセの『車輪の下』を思い浮かべてしまいました。
カネトリはプレッシャーに押しつぶされるような人間ではないと思いますけど……
>「カネトリは、優しい! ただの変態じゃない! ……気がする!」
そこは言い切ってよリジル(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
カネトリもなんぎな人生を送っているものです。