概要
復讐から始まり、やがて世界を救う事になる救世の物語
「あいつがどこの国のどんな貴族でも関係ない。必ず追い詰めて絶対に殺してやる! 絶対に絶対に絶対に絶対にっ!!」
七星皇国の武家に生まれた陸立理玖。幼い頃は剣の才に溢れ、将来を期待されていた彼であったが「霊力」に目覚める事なく15才を迎えてしまった。そんな彼を家に置く事はできないと生家を追われてしまう。だが理玖はただでは追い出されまいと、家宝の刀を持ち出して国を出た。
出奔した先で自由気ままに生きていたが、ある日帝国の魔術師の謀略に巻き込まれてしまう。復讐を決意し帝国へ向かうが、その道中の船旅で嵐に遭遇、目覚めるとそこは人外魔境の地であった。
数々の苦難に遭いながらも決して復讐を諦めず、意地と気合で生き抜く日々が始まる。そして数年後、理玖は魔境からの脱出を果たす。そこにはかつて無能者
七星皇国の武家に生まれた陸立理玖。幼い頃は剣の才に溢れ、将来を期待されていた彼であったが「霊力」に目覚める事なく15才を迎えてしまった。そんな彼を家に置く事はできないと生家を追われてしまう。だが理玖はただでは追い出されまいと、家宝の刀を持ち出して国を出た。
出奔した先で自由気ままに生きていたが、ある日帝国の魔術師の謀略に巻き込まれてしまう。復讐を決意し帝国へ向かうが、その道中の船旅で嵐に遭遇、目覚めるとそこは人外魔境の地であった。
数々の苦難に遭いながらも決して復讐を諦めず、意地と気合で生き抜く日々が始まる。そして数年後、理玖は魔境からの脱出を果たす。そこにはかつて無能者
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!実にピーキーな主人公、その復讐の旅路の果てに。
「出来て当たり前の血統」の中に生まれた黒一点な主人公。
やっとの思いで辿り着いた新たな故郷での悲劇、そして始まる復讐の旅路。
しかしこの世の地獄ともいうべき艱難辛苦と、立ちふさがる生命体として格が違う巨大な存在たち・・・
読んでて「これ無理ゲーじゃね?」としか思えなかった序盤でしたが、復讐心を抱きつつ、決して生を諦めぬ主人公:理玖の生き様には引き込まれました。
そして志を貫き、成し遂げた理玖の変化も魅力がある。
「復讐」は鉄板ネタと言っていいでしょうけど、その終えた先に新たな道が無いと実につまらないと思います。
本作はその点、上手く描かれてるなと当方は感じました( ˘ω˘ )
そして超…続きを読む