第14話LINEライバーになった少年。公認とは、おおやけにみとめるである

 時刻は二十三時五十九分。

 予選終了へのカウントダウン。


 オニルさんは爆睡中。メンタル強者。


「こちらアルファ。加東さん動きありません」

「こちらオミクロン。モデルさん動きありません」

「こちらベータ。引き続き偵察していきましょう」


 ラザニア、トースッコ、そして有志達によるカウントダウン巡回。

 ちなみにオニルさんは始発の人なので爆睡中。


「あと三十秒」

「あと十、九。八……ゼロ」


「「「おめでとうオニル」」」


 LINEで祝福、ツイッターで祝福、祭りタイムライン。

 オニルは爆睡中。


 こうしてオニル不在の中、ビーコル公認としての栄誉を勝ち取ったオニルさん。


 いよいよ! チーム公認ライバー三十六房との闘いが始まる。


 おめでとうオニルさん


 とりあえず嬉しさのあまりLINEしまくったけど。


 オニルさんからの返事は昼までこなかった。

 多忙すぎやろ!

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