第2話LINEライバーになった少年。まだまだ先だけど

 そもそもなんでバスケットなのかって?

 野球、サッカーちゃうの? だよね。


 でもあの日! 区民祭りの会場で! ポンポンスポポーンとばかりに

 シュートを決めまくるプロの選手を見てしまったのよ。


 突然会場に現れて、ビーコルセアーズの紹介があったけど

 名前なんてすぐに覚えられなかったな。


 ふーん。


 ぐらいの感覚で見ていたら、度肝抜かれて頭皮の毛も少し抜けたわ


 シュートを入れる入れる。


 スタッフが、意地悪してさゴールをドンドン遠くに離していくのよ!

 でも関係ないね? 柴田恭平かよってぐらいの勢いで入れるのよ

 スリーポイントラインなんて、とっくにオーバーですよ


 この時の選手が! 神、川村卓也。


 そして、私はバスケットボール観戦にハマったわけで。

 沼ってしまったんだよね。


 で、何回か観戦してるうちに、チームの情報を得ようと始めてのがツイッター。

 勝っただ、負けただ、楽しかっただを呟いていると、だんだんフォロワーが増えてきて。


 そこから広がったのが、同じチームを好きな人とのSNSでの絡みざかり。


 で、会いましょう、飲みましょうで。


 最初のページに戻るのですけどね。


 飲み会は楽しかったのよね。


 やっぱ好きを共有するって大きな大きな自分の承認欲求なのかな?

 私、間違ってなかったのね。


 ほっ。


 みたいな。


 そしてこの飲み会がきっかけで、オニルさんとの仲が進んでいくのよ

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