概要
男手一つで娘を育て上げた、とある男の奮闘記!父娘の愛が心にしみわたる!
「パパ。明日の引っ越し手伝って! お願いっ!」
前日の夜、娘から突然の引っ越しの手伝いを頼まれ、私は上京した。
引っ越しまで、あと2時間しかないのに、何一つ片付いていない娘の部屋に足を踏み入れた時、私は言葉を失ってしまう。
大慌てで、ダンボール箱に荷物を詰め込む父と娘。
引っ越しという作業を経て、私は、娘と過ごした日々を思い返す。
いい思い出も、悪い思い出も・・・・・・。どちらもかけがえのない宝物だった。そして、思い出のそばにいつも、ある食品があった。
「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト参加作品です。
前日の夜、娘から突然の引っ越しの手伝いを頼まれ、私は上京した。
引っ越しまで、あと2時間しかないのに、何一つ片付いていない娘の部屋に足を踏み入れた時、私は言葉を失ってしまう。
大慌てで、ダンボール箱に荷物を詰め込む父と娘。
引っ越しという作業を経て、私は、娘と過ごした日々を思い返す。
いい思い出も、悪い思い出も・・・・・・。どちらもかけがえのない宝物だった。そして、思い出のそばにいつも、ある食品があった。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!コンコンとポンポコは、いつも父娘のそばにいた。
久しぶりに娘からの電話を受けた主人公。娘からのSOSは、引っ越しの準備を手伝ってほしいということだった。家に帰って唖然とする主人公。娘は寝坊して、引っ越し業者が来る前に片付けられるかどうか、という状況。
父と娘二人だけの親子だった。主人公である父は、娘にいいところを見せようと、片付けに奮起するが……。
そんな二人には、赤いきつねと緑のたぬきを、それぞれ「コンコン」と「ポンポコ」と呼ぶという合言葉的な掛け合いがあった。それと共に、様々な思い出が溢れ出して、主人公の心に沁みる。
そして、娘は――。
思い出の回想場面が、読者の心にも沁みます。
是非、御一読下さい。