もどかしいブレーキを外してくれるのは、思い出の赤と緑
- ★★★ Excellent!!!
その人の力になれるのか、なれないのか。
それを決めるのは、決して『僕』ではない。
そして誰も、『代わり』なんて、求めてはいない。
触れてはいけないという思い込みは、きっと誰も幸せにはしてくれない。
呪縛と思っていたものは、時に、ただの大仰な思い込みだったりする。
それを気づかせてくれる、思いの詰まった赤と緑。
踏む必要のないブレーキを外せば、未来はどうにでも変えられるということ。
切なさの向こう側の切ない甘さを、噛み締めさせてくれる恋物語。