こうやってしょもつはまもられてるのかもしれないにゃ

妖しげな雰囲気から始まるこの物語ですが、主人公も猫のアルカディアもとても可愛いです。
そのギャップに惹き込まれました。

建物の内と外のギャップ。
主人公たちと来訪者とのギャップ。
などなど……

様々な対比がワクワク感となって、物語の最後まで連れて行ってくれます。

題材は結構重くて、秦の昔から現代日本に至るまで問題になっていることを扱っています。

いつの世も、こういう志ある人たちによって、書物は守られてきたのでしょう。

(あと猫かわいいです)

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