怖いです。追い詰められて、視野が、選択肢がどんどん狭まっていくさまが。そして、ちぎり落としたものに喰われるさまが。でも、何より怖かったのは「ああ、この感じ知ってる」と思ってしまった自分かもしれません。
初めましての人もそうじゃない人もこん○○は! 近藤銀竹(こんどう ぎんちく)といいます。 どなたもどうかお入りください! 決してご遠慮はありません! メニ…
この作品を読み終わった後、私が持った感想は「わかるかも」でした。生活に疲れ、何もかもが煩わしくて、仕事や家事や人間関係や、生きていくことさえも放棄したいと思っていた過去の自分と、ことあるごとに自…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(130文字)
色々と考えれていて面白かったです。個人的にちょっと共感してしまうところも。結末も良かったです。
ちぎり千切るのか。契るのか。自分を解いていけば自分というものは居なくなるはずなのに、どうして今存在できるのか。その理由を知ったとき心が凍ります。
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