概要
そんな疑問に、超個人的な体験談でお答えします。
国際結婚やユダヤ文化をマクロに語ったものではなく、ものすごくスケールの小さいエッセイです。
まったくエロくないんですが、下半身のお話が出てきますのでご注意を。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お友達が、お茶を飲みにきたみたいな。そんなふうな。
このエッセイは、とても自然な筆致で書かれたものになります。
エピソードは大きく分けて二つ。前半が、筆者のご主人とユダヤ教について。後半が、ちんこについて。
えー、落差大きくない!? と思われるかもしれませんが、これ不思議と一本の線でつながっているんですよ。前半は宗教の話ですが重くなく、むしろご主人の姿勢にニヤリとしてしまいます。後半はちんこの話なのですが、ユダヤに関係のあるちんこの話なのです。グッド・チンコ。
温度感は同じです。ちょうど、筆者であるかしこまりこさんがあなたのお家にお茶を飲みにきて、こんなことがあったのよとお話をくださっているような。そんな、自然なエッセイです。
個人的には…続きを読む - ★★★ Excellent!!!割礼ってこうやるんですって!
ユダヤ人の旦那さんがいらっしゃる作者さん。
息子が誕生したら割礼をしたい、との旦那さんの意向を軽くオッケーしたのですが、いざその日が近くなると色々と不安なことも出てきまして。
そんな、なかなか知ることのできない文化風習についてフランクに書いているエッセイです。すんごく面白かったです。旦那さんが考えるユダヤ人の定義なども、ほー! とびっくり。いい意味で軽いです(笑)
女性にはわかりづらい部分もまた興味深いですが、自分と同じ状態(?)にしたい旦那さんの気持ちもわかるようなわからないような。
赤ちゃんに受けさせるには抵抗があることもあったり、キューピーな喧嘩も勃発したりと、知識を増やしながら…続きを読む - ★★★ Excellent!!!笑えて読める『ユダヤ人』についてのエッセイ! 割礼……だと!?
作者【かしこまりこ様】の旦那様はユダヤ人。
そんなユダヤ人の旦那様との間にはお子様が二人。
一人は女の子。一人は男の子。
そして、その男の子には「ユダヤ人の伝統としての割礼の儀式」が待っていた!!
ユダヤ人に対するイメージって、作者様もそうだったみたいですが、「アンネ・フランク」「ホロコースト」などではないでしょうか?
しかし、このエッセイは笑って読める楽しいユダヤ人にまつわるものです。
厳格な儀式が待っているのでは……?
と思っていると、そこは大らかな旦那様がけっこうなテキトー精神を発揮したりいたします。
日本人の考え方・ユダヤ人の考え方で時には衝突もする。
でも、そこは夫婦だか…続きを読む - ★★★ Excellent!!!日本初(?)割礼ネタエッセイ!
みなさん、割礼(かつれい)をご存じでしょうか?
この日本に住んでいると、なじみのない言葉。
しかし、ユダヤ人にとってはとてもなじみのある割礼。
そんな、ユダヤ人と結婚された筆者さんの怒涛の割礼体験(筆者さんが体験したのではありません。あくまでも体験したのはご子息です)エッセイ。
愛は国籍をこえる。こえたから、結婚されたのですが、そうはいっても異文化交流とは難しいもの。自分がなじみのない風習に身を投じるなら、まだ簡単だったかもしれません。しかし、その風習を体験するのは息子の息子。
ここで、母としての筆者さんは葛藤されます。息子の息子にこのようなことをしてもいいのだろうかと……。
えっ?…続きを読む