子供のことを決める……その会議、どこの夫婦でも困難にて!

日本人だユダヤ人だなんだと言っても、その文化や宗教の捉え方は人それぞれ違う。
今じゃクリスマスは商業イベントだし、お正月も大分簡略する人も多いし、なんだそんな難しいこと考えずにとも……と思ったら、え、割礼ですか。

よく分からんけどまあそんなに言うんだったらいいよー……と思ってたら、はあ!? 手術レベル!?
そんなの子供にさせられるかー!!!

「はー!!? いいよって言ったじゃん今更辞められないよ!」
「んじゃあちゃんと説明しろやー!」

どうしても割礼させたい父VS子供の安全を第一に考えたい母の結論はいかに!
笑劇のラスト、いや中盤かこれ? が、待っている!!




さて、ここから私の感想に入りますが。
果たして赤ん坊とはいえ、子どもの身体を親が決めていいのか?
しかし「割礼をしない」という親の判断もまた、「親が子供の体を決める」ことになります。

産まれたばかりの割礼は、言わば我々の「七五三」に近いもの(と読んでて感じました)。
「着たかったら着物着させてあげるからー」
「やーだー! 七五三したかったー!」
と泣く子供がいる(かもしれない)ように、割礼もあるかもしれません。何せ自分の身体、儀式の記憶はなくても後で知る機会はあるでしょう。

赤ん坊の頃は、否応なく親が決めないといけない時があるんだなあ。
話し合い……大切!(しみじみ)

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