おまけ

 この話の設定とか裏話を紹介します。本編を最後まで読んでから読んでね。


 舞台

 どこかの地方都市。人口は20万人くらい。日本有数の企業がいくつかある。程々に田舎なので、商店街は割と賑やか。最近は大型ショッピングモールにお客を取られているため、人気イベントで巻き返しを図ろうとしている。ハロウィンイベントは今年で10年目。割と賑わう(夏祭りの次くらい)。


 主人公 四宮ゆかり

 16歳。高1。趣味はアニメ。明るく優しい性格。ただし、何事にも慎重なので話がすぐに進まない。魔女の才能があった。そのポテンシャルは100年に1人とか何とか。とは言え、これはミレの言葉なのであまり信用はしていない。契約を結んだ後は魔女界に修行に出かける。


 高木かおり(16歳)

 16歳。高1。ゆかりのクラスメイトで中学からの仲。メガネだけどコンタクトにした。流行に乗っかりたいタイプ。


 丸中あかり(15歳)

 15歳。高1。同じくゆかりのクラスメイト。高校に入ってからの友達。明るい。大人に憧れている。見た目はロリ。アイドルに似ている。毒舌家。


 黒猫ちゃん ミレ

 自称200歳。禁忌の魔女メルクの弟子。禁忌の魔女の反乱の時にはメルクを止める側に回った。実力は割とある方。禁忌の魔女のお気に入りの1人だった。黒猫の姿なのは、魔女界の魔女は人間界では魔女の姿になる事を禁じられているため。

 人間の姿での見た目は12歳くらい。元人間で、流行り病で死にかけていたところをメルクに助けられ、彼女の弟子になった。


 禁忌の魔女 メルク

 約100年前に魔女界の衰退を見ていられなくなって改革を目指してクーデターを起こした魔女。いい感じで魔女王にまで迫ったものの、ギリギリで改革は頓挫。本来は後300年は異空間に封印されているはずだった。脱獄して新たな手下の魔女を作り、もう一度反乱を起こそうとしている。見た目はアラサーのいいお姉さん。


 年齢は350歳。魔女らしい性格で魔女らしいテンプレな話し方をする。弟子の本気の訴えに弱い。魔女の世界はルールに厳しく、掟を破るだけで禁忌扱いなためにそう言う異名がついただけで、彼女の行動は魔女界を思っての事。本当は優しい性格。



 ネーミングについて。


 お気付きになられた人もいると思いますが、主人公と友達の名前はふりかけ3姉妹から取っています。『ゆかり』『かおり』『あかり』ね。『うめこ』は流石に登場させられませんでした(汗)。

 何故あの3姉妹の名前から取ったのかと言うと、まぁ考えるのが面倒になったんですよ。それと、名字の方は適当です。理由はないのです。私の名前は大抵そんなもんです。ミレとメルクにも意味はないですしね。無意味ばんざ~い。



 簡単なあとがき


 今まで色々とハロウィン短編を書いてきて、定番ネタが思いつかなくなりました。なので、『トリック・オア・トリート』なハロウィン展開にはならず、大人のハロウィンが舞台に。って言うか今回ほぼハロウィン要素はないですな。もっと濃いハロウィン描写を期待していた方がいたらごめんなさい。


 結局私はハロウィン=魔女の呪縛からは逃れられないようです。どんなハロウィン話を書いても魔女を登場させてしまう……業かな? 本当は吸血鬼をテーマにハロウィン短編を書こうと思っていたんですけどね。それは次回作に回します。いい感じに書けるといいなぁ。

 では、最後までお読みくださり有難うございました。

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魔法の杖を拾ったら魔女になれって言われたけど、返事はハロウィンまで待ってくれるんだって にゃべ♪ @nyabech2016

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