概要
これは、苗字の呪縛だ
大学4年の「土方守」は、幼馴染である横暴ニート「沖田洋」に手を焼いている。
新撰組のあの2人と苗字が一緒だという理由から始まり、いつもセット扱い。青春も恋愛も全て彼女の世話ばかりでロクな事がない。
そんな土方と沖田が昔から周りにしつこく言われているのが「いつか2人は結婚する」というありがた迷惑な期待に満ちた呪いの一言。
絶対に沖田とは結婚しない!と誓う土方の運命や如何にーー🦑!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!そうか、分かった。で、いつ結婚すんの?
※レビューの☆は二つと決めているので、特に意味はありません。三つにしとけば良かったですが、今さらあとにはひけません。
※※ちょいネタバレかもしれません。
たとえば小学校のクラスに土方なんて名字の男子がいたらそりゃ歴史にかぶれたやつが「副長」ってあだ名つけますし、その隣に沖田って名字の女子がいたらアホな小学生のノリで「お前ら結婚しちゃえよ!」って眠たいことぬかしたくなりますし、実は家まで隣同士で幼小中高大と一緒だったらそりゃあ「沖田は土方の嫁」確定で噂ぶち上げてグループLINEに放流しますよ。
しかしこの小説の土方くんはそれらを超えた何かです。最初に結婚言い出した眠てぇアホクラスメイトも…続きを読む