夏に関する断片的な思い出を、一話毎六〇〇文字で描いていった作品。楽しかったり、おいしかったりする、素敵な夏の思い出が読んでいるだけで蘇ります。しかし、夏は楽しいだけではありません。たくさんの顔を見せてくれる夏を、心ゆくまで味わいました。