概要
子供好きな方やモフモフ好きの全ての方々に送ります
小学校の教員をしていた河島 遥輝(かわしまはるき25歳、彼女無し)は突然異世界である剣と魔法の世界、ファーミルアの聖域にある泉に落とされた。泉から顔を出すとそこには、二足歩行する動物(精霊人)や巨大な白い狼や蛇、蜘蛛、羊、に囲まれていた。彼らが言うには神様から神託があり"泉から現れる『聖』を冠する者(聖人)が、新しく『聖』を冠する者(聖獣)を育て導いてくれる"というのだ。俺はただのしがない教員、…のはすがいつの間にか額には菱形に輝く丸い4つの印が出来ていて、『聖人』として祀り挙げられてしまう。ビビリでオタクな遥輝が頑張って狼や蜘蛛や蛇や羊を『聖』を冠する獣、『聖獣』に育てあげようと奮闘するほのぼの有り、シリアス有り、の異世界教育物語。
※なろう小説でも掲載しています。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!非常によく出来た児童書のように優しい作品。読みやすく目新しい。
読み手にも書き手にも非常に有意義な作品と言える。
読み手に対しては珍しいタイプの異世界召喚物として新鮮な喜びを与えてくれる。ライトノベルというよりは児童書に近く、普段はその手のジャンルに苦手意識を持っている層にこそ強く勧めたい。勿論、普段そういったジャンルを楽しんでいる層にも刺さる工夫が随所に見える。
書き手側にとっては非常に学ぶ所の多い作品である。異世界召喚、転生、転移物は多く、冒頭のチュートリアルに当たる部分は見飽きたという読者は少なくないはずだ。
本作家は省略の天才であり、読者の想像力によって補える部分は片っ端から省略している。テンプレートから外れた特殊なタイプの異世界物…続きを読む