概要
無能で追放された主人公が加護を受けてダンジョンに挑む(強制)物語
クレム王国のネクス領カラベルム伯爵の長男のグリフは15歳になった日ステータス開示の儀式を受け、表示された能力があまりに低かったために扱いが一変した。両親、兄弟姉妹、使用人から冷たい目で見られその末に19の時に低い能力を鍛錬によって補うという名目でネクス領にある2つの迷宮のうち死亡率の高い殆ど挑戦者のいない高難度の迷宮へと放り込まれてしまう。突き落とされて生き残ったものの骨を折って内臓は痛み身動きが取れなくなったグリフの心に浮かんだのは家での扱いと比べれば迷宮でこうして一人でいるほうがましだな、というものだった。その思いが迷宮の神の目に止まったのがグリフの新しい人生の始まりだった。
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