『生きることの曖昧さ』コメディ
- ★★★ Excellent!!!
哲学みたいなことを書いてしまいましたが、このお話の中心にあるのはコメディです。ボケまくってツッコミまくる。冒頭からクスッと笑いまくりです。
でも笑えるだけでは終わりません。
コメディ、エンタメ、純文学的な要素のバランスがとにかく絶妙です。サクサク読めるのに、笑えるのに、要所要所で心にずっしりと響きます。
あまり言うとネタバレになってしまいますが、伏線の張り方やキャラのバックグラウンドにも注目です。
長編が苦手な方でも読みやすいと思います。是非。