【完結御礼】俺の血統を、馬鹿にするなよ? 山吹弓美
ゴルドーリア王国の王都を守る任についていた特務魔術師キャスバート・ランディスは、その存在をよく思わない宰相ジェイクと王太子ゼロドラスから「国王も許した」と騙されて解雇される。彼は古い血統『ランディスブランド』の一族だが、宰相たちはその血筋よりも能力と自分たちへの忠誠を重んじたのだ。
無職になったキャスバートは世話になった人たち……王都守護魔術師団長や近衛騎士団団長に別れを告げ、故郷への旅に出る。能力の高い魔術師や近衛騎士が、仕事をやめてついてきたのだけが彼には予想外であった。
※小説家になろうにも掲載しています。
目次
完結済 全175話
更新
- 01.突然ですが、俺がクビ
- 02.私物を回収します
- 03.クビでも腹は空くもので
- 04.カバンが帰ってきました
- 05.システムと相性バッチリ
- 06.帰郷にお供が付きました
- 07.一方その頃、神獣が怒った
- 08.色々と呼んでいない客人
- 09.食べるな危険とたしなめる
- 10.やはり美味いものは美味い
- 11.人前だと驚かれそうなので
- 12.夜中に奇妙なお騒がせ
- 13.離れた王都はどうなるの
- 14.一方その頃、公爵が知った
- 15.四方八方情報拡散
- 16.少し急いで行きましょう
- 17.近衛騎士よりも上から目線
- 18.王都には戻りません
- 19.わざわざ来てくれたようです
- 20.一緒に行きましょう
- 21.一方その頃、王太子はふてくされた
- 22.会う人会う人みな強い
- 23.護りを頼りすぎた報い
- 24.王都の人の今後はどうする
- 25.辺境の村を守る方法
- 26.壁を作り、壁を護る
- 27.この村の使いみちを語る
- 28.一方その頃、宰相の甥は馬鹿だった
- 29.上から目線の書状
- 30.王国内の面倒な事情
- 31.面倒な相手を封じ込め
- 32.移住希望者たちの動向
- 33.国王特使の不穏な情報
- 34.国境付近の不穏な状況
- 35.一方その頃、公爵の妹は絵本を読む
- 36.招かれざる客人を迎え
- 37.止めてしびれて降りかかる
- 38.権力を傘に殴ろうか
- 39.砕いて殴って蹴り飛ばす
- 40.水
- 41.どうやって送ろうか
- 42.一方その頃、侯爵の甥はほくそ笑む
- 43.魔獣使い見参す
- 44.魔術戦
- 45.対応反応魔術発動
- 46.神獣と魔獣
- 47.おかたづけ
- 48.そして、後始末
- 49.一方その頃、王帝は進軍を命ずる
- 50.村長と猫たち
- 51.地図と準備
- 52.数が多い
- 53.護りの壁
- 54.いぬとねこ
- 55.おおかみととら
- 56.一方その頃、元宰相と甥は疲れていた
- 57.山を越えてきたら
- 58.結界で防げないもの
- 59.把握できている状況
- 60.食事は楽しい
- 61.あぶりだし
- 62.捕まったら哀れ
- 63.一方その頃、辺境伯夫妻は敵を見下ろす
- 64.とおりゃんせ
- 65.お話を聞こう
- 66.最初の一撃を入れよう
- 67.たたかってみよう
- 68.うってみよう
- 69.かたづけよう
- 70.一方その頃、猫は任務を果たす
- 71.挟み撃ち依頼
- 72.出立
- 73.王国トップスリー
- 74.裏事情
- 75.念には念を入れ
- 76.夜明け
- 77.一方その頃、彼らは哀れにも
- 78.挟む
- 79.魔術
- 80.撃って斬ったら
- 81.まっすぐ目指す
- 82.大将
- 83.互いの主張
- 84.一方その頃、戦は終わり
- 85.貴族令嬢の戯れ
- 86.さかいめ
- 87.めんどくさい野望
- 88.物理的に斬り捨てる
- 89.書類に向かいし軍
- 90.消化試合
- 91.一方その頃、大宰相は結論を出した
- 92.身構えていこう
- 93.捕まえたら積む
- 94.もふるのが用件
- 95.斬りに来る条件
- 96.水は大切
- 97.おみやげ
- 98.一方その頃、水は最後の時を迎えた
- 99.バーベキュー
- 100.香りにつられて
- 101.命令
- 102.務めと代償
- 103.保存しよう
- 104.王帝
- 105.一方その頃、空の玉座を前に
- 106.どちらへの防御
- 107.結界の内外
- 108.目的はいずこ
- 109.物理的に確保
- 110.実際のところ
- 111.怒りのポイント
- 112.一方その頃、小さくなっていた
- 113.言葉は伝わる
- 114.報告
- 115.えさ
- 116.作戦会議かっこ大まか
- 117.作戦会議かっこ内密
- 118.作戦会議かっこ結論
- 119.一方その頃、王都でも会議
- 120.しっかり準備
- 121.のんびり昼食
- 122.やるべき仕事
- 123.ちゃんと内示
- 124.どうにか地図
- 125.きっちり修正
- 126.一方その頃、司令官は胃が痛い
- 127.決起集会
- 128.線引き
- 129.警戒……警戒?
- 130.魔獣襲来
- 131.獣のたたかい
- 132.こねこ
- 133.一方その頃、彼女たちのお茶会
- 134.食物
- 135.推測
- 136.道程
- 137.分断
- 138.狙い
- 139.進軍
- 140.一方その頃、お出迎えが来た
- 141.換装
- 142.知らせ
- 143.企み
- 144.帝都
- 145.作戦
- 146.突入
- 147.一方その頃、魔獣は主の願いに
- 148.わかりやすく怪しい
- 149.趣味の悪い結界
- 150.どこかズレた伝承
- 151.何故かおかしな展開
- 152.どうも妙な真実
- 153.なんともふざけた状況
- 154.一方その頃、元王子は愚かなので
- 155.逃げるなら皆で
- 156.ゆっくり進み始めよう
- 157.迎えに来ました
- 158.休憩は取れるかな
- 159.しっかり食べよう
- 160.内側からくるもの
- 161.一方その頃、神獣は思い出していた
- 162.お前には食わせない
- 163.足止めをしよう
- 164.今のうちに
- 165.とにかくやれるだけ
- 166.立て直せ
- 167.近づいてみる
- 168.一方、
- 169.おわりとはじまり
- 170.まずやること
- 171.意見を聞いてみた
- 172.ばくだんはつげん
- 173.多いほうが嬉しいらしい
- 174.神獣としては
- 175.そして、未来
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★★★ Excellent!!!
血統の力は知りはせぬ。見えない伝統のお祭りさ。気付く見える者。知強本。 大槻有哉
知のウタは伝統を知る。強さは本物。失うは祭りの後。魔法は見えなかったのか? 神獣と結界の後に咲かぬユメ。僕は港へと楽差となる。
テンポはミデアムで、血統を上手く落とし込んでいるところが特筆される。血統書そのものは強さを測るものではないですね。しかし、目安にはなります。
伏線の回収が上手いですね。文章の勢いがいい感じです。
★★★ Excellent!!!
まだ、お話途中ですが 光大理
内容は、面白いのですが、初回から国崩壊でも、一般人は、知らない。国を防御の要の主人公は、故郷に帰宅。どうするの?
★★★ Excellent!!!
異世界でもやっぱり宰相は無能で強欲です。でも異世界でなら倒せる! @shiren3