フラレた後のファンタジー

作者 マルチューン

5,969

2,191人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

中世ファンタジーの冒険者ものとしては
なかなか丁寧に場面描写されていて良いと思います。
戦闘以外にもしっかり全員で踏破している感じも出ていて、そこも良いかと。
主人公が「もう全部おれ一人でいいんじゃないかな」しているより
登場人物それぞれが、しっかりと役割分担をして、
PTとして話を進めていく方が、
冒険者が活躍する物語としてはやはり面白いですね。

NTRものである以上、当然元恋人と略奪した相手がいる訳ですが、
こういう感じの不快なキャラはなかなか斬新ですね。
表面上は善人のようでありながら他人の心の機微を感じ取れない、
もしくはあえて無視している男の方もアレですが、
過去編での、あの裏切り方を読んだ後だと、
この期に及んでまだ、再会後に主人公を呼び止めようとする元恋人の方が、
下手に善人ぶっている分イラつき度が増しますね。

ざまあな展開を望んでいる読者にはあまりお勧めできないかも。
でも主人公がいずれ報われるのならば、自分はこういう展開も有りかと思います。

★★ Very Good!!

安直なザマァに走らないのが個人的にとてもグッド。
分かれた彼女や間男にも譲れない信念や野望があるのなら、主人公側とぶつかる事になろうとも、それに沿ってしっかりと歩き続けてちゃんとした物語にしてほしい。安易な無能化、報いを与えるような安直なザマァ展開で陳腐化しないのを期待。
敵対するなら主人公側も元カノ・間男側も双方の道をしっかり歩いて鎬を削って欲しい。
双方のパーティーの冒険が、苦難と幸福と、後悔と希望の良き冒険譚となることを願います。

★★★ Excellent!!!

最初から期待通りの展開になって面白かったです。
ある記事に「フラレた後のファンタジー」というタイトルが載っていたので、気になって読みました。なのでカクヨムでは初めて読む作品です。
4連休中はいろんなことして遊ぼうかと思っていましたが、この作品に出会ってずっと読み続けたら、いつの間にか最終日になっていました。
主人公の気持ちが痛いほどわかる人は何人かいるのではないかと思うくらい辛い話です。
フラれた後、みなさんは立ち治るのに時間がかかりませんでしたか?

フラレた後、自分以外の男と付き合い楽しく話す元彼女を見て悔しい思いをしませんでしたか?

フラレた後、元彼女を見返してやりたい!!そして別れた後の後悔を思い知らせてやりたい!!って思ったことありませんか?


過去にそういう経験のある方には最高にスカっとする作品となっております。
『フラレた後のファンタジー』、この作品のタイトル通り"フラレた後の自分"と思って読むと夢中になれます。

★★★ Excellent!!!

寝取られたヒロインユーリや寝取った間男ソルディグが、のうのうと生きているのが鼻に付くのでいまいち本筋に興が乗れません。

恋人ロジオンが失いかけたユーリとの絆を取り戻そうと、命懸けで彼女の為に強くなろうとしている最中に当の彼女は全力で止めるでも無く、応援するでも無くひたすら自分にとって居心地の良いソルディグの元へ夜な夜な通い妻して朝帰りを繰り返す様な堕落っぷり。

この時点でもう戻る気も無く、戻れる筈も無い程裏切りの日々を重ねていても「可愛そうな私(ユーリ)」を気取って、自分から別れを切り出す事も無く流されるまま日々を過ごし、決定的な場面で最悪の言動をします。
この直前までロジオンはほとんどの人が使える「魔導」を持たず、己の身体能力のみで死闘を繰り広げていたのに・・・
(ちょっと間違えば容易く死ねる状況なのに)

まあこの時点で新恋人ソルディグ&自分の夢>>>>超えられない壁>>ロジオンなので、例え元恋人のロジオンが死んだとしても「恋人を失った可哀想な私」として大手を振ってソルディグに後腐れなく擦り寄れるので、むしろ死んでた方が煩わしさや後ろめたさから解放されて無問題だったのでは?

後に「あの時私(ユーリ)はこう思っていた」という場面がありますが、話している内容はとても酷く自己弁護と「やった事に対してほとんど罪の意識の無い」無自覚な残酷さでロジオンを苛みます。

ロジオン側のキャラクターは快楽主義だけど頼りになる冒険者の先達なガエウス、ミステリアスだけど根っこの部分は優しいナシト、最年少なのに時々誰よりも大人な表情を見せるシエス、しっかりしてそうでその実ポンコツ気味なルシャ等々非常に魅力的なのですが、敵?側の蒼の旅団の面々は良く言えば掴み所の無い、悪く言えば無味乾燥な輩が多く所々目立つキャラはウザイだけの魅力に欠ける存在と成り果ててしまっているのが残念です。

現在話の… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

まず全体的にしっかりと書かれており、書き慣れていない人特有の拙さを感じないので安心して読めます。
NTR要素もありますが、うまく言えませんが物語として存在しているのであり単にNTRもののシチュエーションを手軽く見たいだけの人はきっと評価が低いのでしょう。同時にざまぁ要素も求めるのでしょうが、この小説はそういった単なるシチュエーションだけを求める人には向かないと思います。
私はNTRに魅力を感じていませんが、物語の要素として読ませて頂きました。
タイトルだけ見ると若干軽いイメージですが、中身は重量を感じます。
他の方のレビューを見るとやはりNTR要素であるユーリに関することが多いようですが、私はヒロインであるルシャの過去が頭に残り途中読むのを止めるか悩みました。
実用重視エロゲーならまだしも少なからず感情移入して真面目に読み入っていた小説で、恋愛物のメインヒロインの過去がここまでの扱いをされていたものを読んだのは初めてであり、それを明かされたときは衝撃で今でも正直複雑なものはあります。
ギリギリ一歩手前で助けられるといった話は珍しくないと思いますが、長い間どんな目にあっていたのかおよそ想像できてしまうくらいの説明独白以降、主人公とイチャイチャするシーンを見てもヒロインの過去が頭をよぎると素直にニヤニヤできないことがあるのも事実です。
なまじエロゲ脳なこともあり、更に一段上の不幸なことがあった可能性も想像できてしまうので、作者様にはルシャの過去、更には現在にこれ以上の不幸要素追加をせず特に過去の不幸を掘り下げないで頂きたいです。今はまだ全体的な物語として楽しめているので、大人しくこのまま楽しませてください。そういうのはエロゲで十分なんです・・・

個人的なモヤモヤする部分も書きましたが、それを踏まえての評価として
まだ途中ではありますが全体的な完成度が高く読みごたえがありとて… 続きを読む

★★ Very Good!!

作者さんのヘイト管理があまり上手ではなく、とある登場人物たちが出てくると終始ストレスが溜まり続けます。
恐らく書きたいシーン、展開があってそこに至るまでヘイトを維持し続けたいのかも知れないのですが出る度に新しくヘイトを取りにくるので流石に読んでて疲れます。
そこ以外はとても面白く、文章力もあるので基本的には楽しく読めます。
主人公の仲間の1人が古き良き英雄といいますか、ヴァルハラに行けそうな感じのが1人いますが彼がとても魅力的です。魅力のあるキャラを書けると言うのは得難い才能だと思います。

★★★ Excellent!!!

失恋を経験している人ならば、もう…トラウマが蘇るでしょうw

特にユークが嫌いという人が多いみたいですけど、私にとってはユークの気持ちに共感してしまう。幸せになってほしいと願ってしまう。

だって、一緒にいられる自信を失い、ある人によって弱さをつけこまれた。そこは沼のように…

恋愛は泥臭いところがあるし

それでもローシャはユークは立ち直れる。幸せになれる!と信じている。そんな真っ直ぐな人。こりゃ、周りから慕われっるわ……

こっからユークはどう立ち回るのか。気になります!
個人的には復縁に言ってほしいけど、どうだろう。せめて、かつての仲良しだった頃に戻れるといいなぁと思いますw

★★★ Excellent!!!

 昨今流行りのファンタジーは良くも悪くも「ご都合主義」か「理不尽」のどちらかに偏らせすぎるきらいがある。
 この物語は、まあまあどん底からスタートするも、簡単にはチート成長もしないし、俗に言うざまあな展開もなかなか起こらない。
 かと言って、人がバンバン死んだり理不尽に世界が壊れる話でもない。
 そう、ファンタジーはあるけれどかなり現実的な「悩み」や「葛藤」を表現している物語で、リアリティがあるバランスの取れた物語だ。
 それでいて、平坦な物語にはならず中だるみも少ない。
 最近は少なくなった古来のファンタジーの派生型で王道と評する人が多いのは納得であるが、若い読者が思い描く王道とは少し違うかもしれない。
 チートや爽快感重視の物語を求める人には向かないかもしれないが、それでも一度は読んでもらいたい。
 悩みや葛藤の中から生まれるファンタジーと言うジャンルがここにあり、その魅力に取り込まれる人もきっといるはずだから。

★★★ Excellent!!!

胸糞が悪くなる話だと覚悟してても相当キツイです。ヒロインの過去も中々キツいし元恋人も中々のクサレビッチです。でもホントに話自体は上手く出来ててすごく引き込まれます。今後の展開の期待としては、主人公たちにはめちゃくちゃ幸せになって元恋人達にはめちゃくちゃ不幸になって欲しいですね。

★★★ Excellent!!!

書籍版を読んで、すごく面白くて、続きが気になりすぎて読みに来ました。
恋人にフラれ全てを失ったと絶望した主人公が、新たに護りたい人との出会いや、自身の気持ちに気付きながら、立ち直り前を向いていくストーリー。
どこまでも真っ直ぐな主人公、魅力的なヒロイン、そして仲間たち。若干のハーレム要素がありつつも、主人公のあまりに真っ直ぐな性格を前にすると、クサイ台詞ですらも全く嫌味に感じません。主人公が一番好きかもしれない。
本作は王道のファンタジー世界観ながら、独特の、まさに失恋の色のような、少し切ない雰囲気をまとったストーリーが最大の魅力だと思います。穏やかで、少し切なくて、でも仲間との触れ合いに心が暖かくなる。そしてそれだけでなく、もっと大きな世界の秘密に立ち向かっていくような冒険も感じさせます。
とにかく面白くて、毎回更新が待ちきれない作品です。

★★★ Excellent!!!

フラレた・・・後のヒロインとの出会いから始まります。(後にもう1人増えます。)
よくあるハーレムものかと思いきや、主軸となるストーリーはまさに、冒険者!という感じ。
未知なる領域、仲間との友情、恐ろしい強敵、神域との出会い、知られざる歴史…
心震える冒険。ワクワクしますよね。
久しぶりにディードリットを思い出しました。
(とはいえかのロードスと違い、フラレたとか、学園だとか、ギルドにマークされたりとか、宗教的な問題が出てきたりといった要素もありますが。)

★★★ Excellent!!!

 人間は一筋縄ではいかないのを見事に表現している作品だと思う。
 性格と過去から生み出される思想は簡単に善悪で表現できるものではなく、善人で完璧な人間は存在しないし、誰しも苦悩を抱えて生きている姿が、素晴らしい練度で表現されている作品。
 初期設定上はよくあるパターンであるが、作中に登場するキャラクター達の、『理解出来ないが確かに現実にもいる』――愚かで浅ましい人達の表現は自分が読んだどの作品よりも秀逸に書かれていると思った。
 これ以上はネタバレになるので深くはいえないが、私はこの作品を読み、確かに得られるものはあったと感じたので、繊細な刺激が欲しい人は一度読んでみると良い。

★★★ Excellent!!!

題名通り主人公は同じパーティの冒険者である恋人にフラレて傷心のまま帰郷するところから物語が始まりますが、最初は主人公についてあまり説明がなく白い部屋に足跡だけ残っていくかのような茫漠とした印象を持ちました。
しかし、故郷へ帰る道すがらに出会う少女や以前のパーティの仲間、旅の途中で寄る村人、学園の校長に至るまでみな人を労わる気持ちに溢れていて、実直な主人公の人となりに触れるとともに温かい物語だなと印象が変わってからはページをスクロールする手が止まりませんでした。

キレイな話ばかりではありませんし、主人公の痛みや、元恋人の思い、仲間たちの過去など物語の始めからして苦いものも沢山ありますが、この物語は人と人、言葉と心の巡り合いでお互い支え合って自分の心を掴むようなその過程がありありと描かれているのだと思っています。
もちろんファンタジー部分も素敵なんですけどね!「突貫」かっこよすぎる...

全員にはその魅力が伝わらないかもしれませんが、この物語を読んだ方やこれから読む方にその一部でも伝えられたのなら嬉しいです。私はこの小説が大好きです。

★★★ Excellent!!!

寝取られたその後の人生に焦点を当てるという、ニッチな需要を気持ちよく満たしてくれた作品。
気づいたら主人公に感情移入していて過去の回想は読んでいて身を裂かれる思いでした。
多少優柔不断ながらも概ね人間ができてる主人公と、その周りの優しい仲間たちは見ていて気持ちが良かったです。
各キャラたちの性格やその背景となる過去がしっかりしているので、行動やセリフに一貫性がありとても読みやすい。ファンタジーの世界ながら冒険についてまわると思われる小さな苦労、冒険のリアルさが凄い感じられます。
長々と偉そうに書いてますが、続きが最高に楽しみです。

★★★ Excellent!!!

舞台はファンタジーだけど、心理描写がリアルで生々しい。
主人公目線で語られるそれに、いつの間にか感情移入し、これでもかと心抉られること必至です。

安易に読者のカタルシスに走らない展開。
色んな解釈ができる描写に人物像。
よくあるファンタジーとは一線を画す秀作です。

ソルディグ(間男)主演、ユーリ(元彼女)助演「寝取った後のファンタジー」が猛烈に読みたい。
ユーリ主演の「フった後のファンタジー」でも○

ネタとかじゃなく、本作とセットで読んだら絶対面白いと思う。
お金払ってでも読みたい。いやマジで。

完結後でも良いので、主人公以外の目線で書いて頂けるのを心待ちにしています。

Good!


一通り読ませて頂きましたが「またこのパターン」ですね。
最近なろう系でも増えてきましたが「真正寝取られ」+「実は本当は好きな人の為で流されて」+「主人公が過去を振り切る」で共感を誘う話。
今日の更新内容からすると「これで過去を振り切ってやるんだ!」と言う話になるか周りの女の子たちが止めを刺すか、どちらかなんでしょうが、憂鬱になりますね。
少なくとも「娯楽」じゃない。
この手の話は心に響きやすいし共感を得やすいですが、読み終わった後の味が悪すぎますね。

★★★ Excellent!!!

主人公に感情移入してどうしても物語に引き込まれる。
主人公も元カノも弱音を吐けなかったからこうなったのでしょうが結末を見たいような見たくないような。

蒼の旅団の意図というか、蒼の旅団が元カノにどういう価値を見出だしてるのかが分からずモヤモヤします。
ただの手駒レベルなのか。
メインパーティーに所属してるので元カノの能力が低いわけではないとは思うのですが。
戦場に旅立つ夫や息子を待つという立場に耐えられず逃げ出した女という印象で優秀な冒険者のイメージがわかない。

★★★ Excellent!!!

彼女を守って

僕が

死ぬ

それが僕の愛だった
なにもない僕 すべては彼女のためにある
よわい僕 大事な彼女にしてあげられるのは、命をかけて守ること

そんな僕と彼女に 凄い男が現れた
とても強くて、ここぞの場面で誰より頼りになる男
僕の彼女は その男の背中を見つめてた
嫉妬した 僕にないものすべてを持ってる男に嫉妬した

彼女が魅せる眩しい笑顔 それが痛くて痛くて堪らない
笑顔を向けてる相手は 僕じゃない
彼女の心は離れていった 僕の心は虚ろになった

彼女は別の男を愛してる、強い男を愛してる、彼女を守るに相応しい

心が理解を拒絶する 心が砕けて砕けて、それでも砕けて
 
すべてを賭けて彼女の心を取り戻す
弱い僕よ、砕けてしまえ、お前は彼女に相応しくない
彼女を離さないためならば、強さを手にするためならば

苦しさ痛みに、心が体が、反応しない もはや、見えず、聞こえず、感じない
それでも強く、なれてはいない
己の意思が砕けぬ限り 何があろうと前へと進む
体よ砕けよ 心よ砕けよ 
弱い僕のあらゆるすべてよ、砕けてしまえ

すべては砕けた 潰えてしまった なのに強さは手に入らない 
たとえすべてが砕けても ここには砕けぬ意思がある 
この ぼくの意思 がある 負けるものかと震える意思が
ここにある 意思がすべてを超えた時
僕の中の 何か が弾けた

そうして僕は手に入れた、守れる力を手に入れた


だから愛しい人よ、どうか僕を捨てないで

どうか僕を選んでおくれ








この物語はロージャという主人公の視点で物語が進みます。
彼はどういう人物か。一言で言うなら聖人でしょう。
およそ、人とは思えないほど善良な人物。
人の世の奇跡とは、彼のこと。

彼は劣等感の塊でもあります。
それはなぜか?
この世界には魔素があり、魔導があります。
魔導が使えない人物は、無価値… 続きを読む

★★ Very Good!!

100話までは、自分も元カノ陣営クッソ嫌いだったのですが、101話を読んで、もしかしたら元カノの根底にある(もしくはあった)ものって、今の二人の恋人と同じなのかもと思いました。
というのも、「なぜここにいるのか」「冒険を続けているのか」というのを考えた時、それは「(危険な場所に)居ないで欲しい」「冒険を止めて欲しい」という想いがあったのでは、と思えたからです。
恋愛感情についてはまだ分からないところですが、主人公と元カノとで互いの思考にスレ違いがあるように感じました。
元カノ陣営のマスターは何やら腹に一物ありそうですが、なるべく主人公サイドの被害も抑えようとしているのではとも思えなくもありません。

ともあれ、続きが非常に楽しみなので、作者様のペースでこの物語の完走を目指して欲しいと思います。

★★★ Excellent!!!

元カノの為に頑張ったが裏切られてしまい全てを諦めかけたが、新しい仲間と出会い、元カノを振り切りつつそれでも心残りのある主人公。
主人公の為に行動した結果逆に主人公を裏切ることになってしまうが、主人公を捨て違う男の所に行っても、心では主人公の事を振り切れていない元カノ。
互いの行動に怒り、悲しみ、困惑し、葛藤する2人の揺れ具合が生々しく両方に感情移入してしまい、モヤモヤするが読むのをやめられない。

主人公の性格上、元カノが不完全燃焼のまま話が終わるときっと幸せになり切れないが、かといって復縁するのは当人達や仲間が納得しない。
元カノが原因なのは承知の上で、彼女にも吹っ切れる様な落としどころが欲しいと思ってしまいます。

NTR物なのに両者とも綺麗に終わるかもと期待してしまう珍しい作品です。
まぁ不幸になるキャラが居ないのは果たしてNTR物と言えるのかは分かりませんが。

★★ Very Good!!

主人公が女々しすぎるという意見もあるけど、段々吹っ切れてきてる。まあ青さも目立つが、よくやってるのでは?
ただ元カノ陣営が不快すぎる。
元カノも自分から振ったくせにチョロチョロわずらわしい。
元カノ陣営のなんとかとかいう厨二臭い奴は輪をかけて不愉快。
もう関係ないのに一々絡んできて、目障りすぎる……。
ただ、作者がカタルシスの開放を目論んでるのならお見事。
きっちり纏めて皆を気持ちよくさせてほしい。
さすがに昔は色々あったけど、それは忘れて皆を仲良く的なまとめかたはしないと信じたい。
ただ、最優先されるべきものは作者の意向であるし、作者がこうと定めたものならそれがこの作品にとっては最善のものなのだろう。

Good!

話自体は面白いけど不快なキャラが多いのが勿体ないですね。
特に主人公と元カノ周り。
序盤はまだしも最新話(100話)にもなって未だにユーリユーリ言ってる主人公はマジで女々しすぎる。少し前にもう気にしないとかを何回も言ってるくせに。
元カノも新しく好きな人出来てそっちに行くのはまあいいけど、周りのキャラがやたら庇い過ぎ。主人公が元カノの悪口言ってるとかならまだしも何もしてないのに口撃してくるのは意味分からん。どっちかと言えば浮気して一方的に彼氏振った側のが悪いのは当たり前なのに。
元カノ陣営が絡んでくると気分悪くなる

★★★ Excellent!!!

主人公は信じていた彼女に捨てられるところから始まります。
誰も信じられない彼は、しかして運命のいたずらによって信じる強さを持って立ち上がります。
彼を、あるいは元カノの周りを囲む人々はそれぞれが信じるものに向かって愚直なまでに、歪んでいるほどにまっすぐな”信頼”を寄せている。
失恋から立ち直った主人公は、頼れる兄貴分、寡黙な妹分、乙女な妹分2号、変人な友人とあてのない旅に出るーーーーーーー。

まさに現代に蘇ったファンタジックなカウボーイビバップは、果たしてどこへ向かうのか。
どんでん返し、2周目を読まざるを得ませんよ。

Good!

元ガールフレンドの問題が97回まで解決されなかった。
続く苦悩と問題の中で、主人公の心はとても不完全である。
NTRがない場合は元ガールフレンドの事情をそろそろ言わなければならないだろうか。
肝心のことを解決せずに、前だけ見て走る感じの小説である
主人公に感情移入すると、とても悲しい小説なので、読者は完結が私の後を読むことをお勧めする。
もしかしたら完結直前までのガールフレンドの問題は解決されないかもしれない。

Good!

寝取られてはいるけどNTR物なのかは微妙に感じる
2章で主人公は元恋人との事は終わって前を向いてる筈なのに、その後また振り出しに戻ってグダグダしてる
元恋人とけりがつけれる所は回避して、ひたすら主人公にだけヘイトを貯めるから、寝取られた事や元恋人なんかより主人公や元恋人のPTにイラつく物語になってる