途中までですが、かなり面白いとおもいますね。

中世ファンタジーの冒険者ものとしては
なかなか丁寧に場面描写されていて良いと思います。
戦闘以外にもしっかり全員で踏破している感じも出ていて、そこも良いかと。
主人公が「もう全部おれ一人でいいんじゃないかな」しているより
登場人物それぞれが、しっかりと役割分担をして、
PTとして話を進めていく方が、
冒険者が活躍する物語としてはやはり面白いですね。

NTRものである以上、当然元恋人と略奪した相手がいる訳ですが、
こういう感じの不快なキャラはなかなか斬新ですね。
表面上は善人のようでありながら他人の心の機微を感じ取れない、
もしくはあえて無視している男の方もアレですが、
過去編での、あの裏切り方を読んだ後だと、
この期に及んでまだ、再会後に主人公を呼び止めようとする元恋人の方が、
下手に善人ぶっている分イラつき度が増しますね。

ざまあな展開を望んでいる読者にはあまりお勧めできないかも。
でも主人公がいずれ報われるのならば、自分はこういう展開も有りかと思います。

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