概要
空っぽの躰が響き合う。優しい指先も、甘い口付けも、いつもと変わらない。
不毛な関係を終わらせるかわりに銀縁眼鏡をもらう話。
状況的にはそうなので「性描写有り」にチェックを入れていますが、具体的な描写はしていない……と、思います。
『第一回銀縁眼鏡文学大賞』参加作品です
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219415195483
状況的にはそうなので「性描写有り」にチェックを入れていますが、具体的な描写はしていない……と、思います。
『第一回銀縁眼鏡文学大賞』参加作品です
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219415195483
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!眼鏡をかけた男性が登場する話かと思いきや、むしろメインは眼鏡のほう。
冷蔵庫の中に眼鏡。
読み始める前は、その奇妙な取り合わせに首を傾げた。
主人公の女性は、自分の心が空っぽだという。
子どものころから、欲しいものほど手に入らなかったと。
つきあっている男性の心でさえも。
そんな彼女がなぜ眼鏡を欲しがったのか。
その理由が淡々とつづられる。
この作品は『第一回銀縁眼鏡文学大賞』という自主企画に応募されたもの。
眼鏡の持ち主である男性はあくまでも眼鏡の添え物でしかなく、本体は眼鏡なのだという作者の強いこだわりを感じる。
眼鏡をかけた男性が好きだという方はもちろん、眼鏡そのものが好きだという方、あるいは眼鏡に興味がないという方にも幅広くお薦めしたい。
作者…続きを読む