私が最後に彼に求めた、かたちあるもの。それは。

染みました。愛情というかたちないもの、の代わりに、最後に主人公に彼に求めたのは、かたちあるもの。
タイトルの「冷蔵庫」と「眼鏡」が象徴する物語内での比喩も切なくて、胸に迫るものがあります。
小道具が「ストーリーを体感させる小道具」として上手く生かされており、短い戯曲を読むような味わいも感じさせられました。

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