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  • ふあぁぁぁぁぁーーーーー!!
    大人!アダルティ!!これぞ大人の恋愛(੭ु꒪꒫꒪)੭ु⁾⁾
    からっぽの冷蔵庫の中に、やっとはいったものが彼の眼鏡…。彼のことが本当に欲しいのかどうか、その気持ちもいずれ薄れていき、やっぱり本当に欲しいものではなかったのかもしれない…といつか思った時に、彼女が冷蔵庫に残された眼鏡を見て何を思うのか…。
    はぁぁぁぁぁーーーーー。語彙消失。なんか凄い。凄かった…。くれはさん、やっぱり凄い人だ…。

    作者からの返信

    読んでいただけてコメントいただけて嬉しいです!
    変わらないものとして眼鏡を手に入れて冷蔵庫に入れたけど、気持ちはいつか変わってしまうかもしれないのですよね。
    凄いといっぱい言っていただけて照れています。ありがとうございます。

  • 自分に例えた空っぽの冷蔵庫に最後、彼の置き形見を仕舞う…。「あなたの」と言いやめた台詞と共に切なくなります。凍り付かせたくはないけれど、せめてすぐに変わり果ててしまわないように「冷蔵庫」なのかもしれない…と思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「あなたの」の先を言えていたらどうなっていたのか、でもきっとこの人は言えないのだろうな、という気がしています。
    おっしゃる通りに、せめてと手に入れた眼鏡を「変わらないもの」として手元に置きたかったのだと思います。
    レビューもありがとうございます。主人公の気持ちに入り込んでいただけて、とても嬉しいです。

  • 共感するようなところじゃないのかも知れないけど、主人公の気持ちがものすごく理解できてしまって、ああ、この眼鏡を10年後に見たら「あの時こんなに欲しかったものがあったのか」と懐かしく乾いた心持ちになるのを想像してしました。
    自分が一番欲しいと思ったものをいつも手に入れられない、欲しいと思った時に手に入らないと、欲しかったことすら忘れてしまうというというのは、実感として沢山あります。
    二つセットの縁結びのお守りの片割れを、好きだけど付き合えなかった男の子の机の中にそっと入れただけで終わって、残った手元のお守りを眼鏡ケースに入れて大事に持っていたのに、大人になってそれを見た時のあの懐かしさと馬鹿馬鹿しさ。
    ピンポイントで胸を刺されてしまいました。
    くれはさんとは(自分は飲めないけど)お酒が飲みたいです!

    作者からの返信

    いえ!いえ!共感していただけてとても嬉しいです。
    欲しいものが手に入らなくて、代用品で気持ちを沈めたり、諦めたり忘れたり、大きなことでも小さなことでも、そういうことって結構やってきてるなって思うんですよね。形のあるものだったり、ないものだったり、些細なものもあるんですけれど。
    それに関わる物が手元にあると、あとでそれを見つけて思い出して、懐かしさと同時にあんなに欲しかったのに忘れてしまえるのかと思ったりもします。どこかで諦めるしかないのだから、仕方のないことなのだとも思うのですが。
    学生時代に仲の良かった男子にもらったもの(ほんとたいしたものじゃなくてボールペンとかそういう感じだった)を思い出すと、そのときに本当に欲しかったものはなんだったんだろうなみたいなことも思ったりします。まあ、確か引越しのときに古い文房具と一緒にまとめて処分してしまったんですけれど。

    深い部分に踏み込んだコメントをありがとうございます。
    一緒にお酒飲みたいと言っていただけるの嬉しいですね(照)、ありがとうございます!

  • くうううう……この銀縁眼鏡ぇぇぇ!
    そこは、そこは踏み込むところだろうー! なんだよ抱いて、入り浸って、彼女の心の中にまで(ある程度は)入り込んでおきながら、そこで引いちゃうとかないだろうようこの人でなし‼︎

    と勝手にエキサイトしてしまいましたすみません!

    前半の「わたし」のどうにも切ない諦めに満ちた独白と、それでもほんの少しくらいは彼を心の底から欲していたんじゃないかなと思いながらも、踏み込めない彼女の言い淀んだ先の言葉に、全力でもだもだもだもだしてしまいました。

    ああもう素敵……。

    そしてなんだかかってに「春浅く風も冷たく」の銀縁眼鏡と重ねてしまっておま……あれだけあの子を堕としておきながら、自分の本命にさえも踏み込まないのか……!とあらためてこうそのぼさぼさ頭をぐしゃぐしゃしたくなりました。

    さすが前回大賞受賞の貫禄でした。
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    エキサイトしていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
    このお話の銀縁眼鏡も大概ひどいやつなんですが、「わたし」ももう少し踏み込むことができたら、もしかしたら少し変わっていたのかもしれない、とも思います。

    生物教師の方の銀縁眼鏡と同一人物かどうかは、特に考えていませんでした。現時点だとどちらにもなり得ますね。
    もしそうだとすると、あまりに教育によろしくない人すぎますが……。

    こちらこそ、コメントありがとうございます!

    編集済
  • おおお! なんともしっとり虚ろな切なさなんでしょう。
    どちらも歩み寄らない……変わらない自分を何もかもが通り過ぎていく。

    「空っぽの躰の中に響く」という表現が凄く素敵です。
    空っぽ同士だけど、目に見えない空気だけで繋がっている感じがしました。

    感動的な作品を有難うございました!

    作者からの返信

    コメントと、レビューも……!ありがとうございます!

    空っぽどうしで、何も埋まらないけれど、響き合うことだけはできた、というイメージでした。
    素敵と言っていただけて嬉しいです。
    ありがとうございます。

  • いいですねぇ…………

    言葉で表現するの難しいですけど。
    今私が思っていることは、これを真昼に読んで良かったとほっとしていること。
    夜読んだら、どうなるんだろう……想像したら怖い。

    前半の部分好きです。子どもの頃から……きっとそうですよね。
    満たされないもの、何かを変わりにしてきたんですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    欲しいものが手に入らないことが続くうちに、何かを欲しいと思うことも怖くなってしまったのだろうな、と思いながら書きました。満たされたいと思うのに、満たされてしまうのが怖い、というのは矛盾してはいるけど、そういうふうに思ってしまうことは、生きていて案外あるような気もしています。

    深く入り込んで読んでいただけたようで、とても嬉しいです。ありがとうございます。


  • 編集済

    再度、拝読m(_ _)m

    頑なすぎる、女性の虚ろな心。それを分かっていた男性のため息。

    やっぱり歩み寄ってたんだよおおぉぉぉ!むしろ、女性が彼の先の誰かを見ていた、その向こう側を見る眼差しに虚ろになってただけなんだよぉぉぉぉ!!!!
    (妄想が過ぎてすみません)
    いつかその冷蔵庫の眼鏡に、あぁあの人は、と気づく日が来ますように(´;ω;`)





    くくれはさん……!
    これはもう、受賞確定か……!?

    諦念を抱く女性の心情が淡々と綴られていて本当に切ない。男の寄り添いきらない心が憎い。でも女性側も諦念のために男を完全に受け入れない想いがきっと透けていて、男も入り込めないあぁぁぁぁ!
    きっと本当に愛していたのかもしれない、と彼の精一杯の愛が「欲しいものはある?」だったとすれば……!そこは心と言ってくれぇぇぇぇ!。゚(゚´Д`゚)゚。

    切ないの最上級をくれはさんに。
    ありがとうございましたm(_ _)m

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    二人とも、お互いにどこか踏み込まずに引いているところがあって、どちらかでももう少し踏み込んでいたら、また結末は変わっていたのかも。
    そして、彼も迷っていて、彼女に「欲しい」と言ってほしかったのかもしれません。

    こちらこそ、ありがとうございます。踏み込んで読んでいただけて嬉しいです。

  • 拝読しました。
    ずっと、変わらないものとしての象徴の銀縁眼鏡。
    空っぽの心の象徴としての冷蔵庫。
    たったいま、気持ちは通じ合っているはずなのに、淡々と描かれる情景に、それを信じられない、終わりの来てしまう恐れがそれを上回る、虚しさが染みてきました。胸をせり上がるような勢いで。
    切なく儚い銀縁眼鏡、どうもありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    空っぽの心を埋めたいと思うのに、満たされることが信じられなくて、きっと埋まらないと諦めてしまう。
    変わってしまうことが怖いのに、変わらないことに耐えられなくなってしまう。
    矛盾だらけのまま、もしかしたらどちらかがもう少し踏み出せば、関係は変わったのかもしれません。
    こちらこそ、ありがとうございます。丁寧に読んでいただけて嬉しかったです。