概要
鬼に嫁ぐ日。魂を喰われて死ぬはずが、溺愛されることに……。
16歳になった夜行院 紫苑(やぎょういん しおん)は、月の無い夜に『鬼に嫁ぐ』運命にあった。
『鬼に嫁ぐ』……それは鬼の餌となり、魂を喰らわれることを意味している。決して逃げられない身の上の紫苑。
そしていざ迎えた、嫁入りの日。
紫苑が目にしたのは、とても美しい人の形をした鬼の姿だった。角も牙もない、だけど人間でもない。
そして紫苑の声を聞いた鬼は、目を見開きこう言った。
「…………そのお声は……咲夜姫……」と。
『鬼に嫁ぐ』……それは鬼の餌となり、魂を喰らわれることを意味している。決して逃げられない身の上の紫苑。
そしていざ迎えた、嫁入りの日。
紫苑が目にしたのは、とても美しい人の形をした鬼の姿だった。角も牙もない、だけど人間でもない。
そして紫苑の声を聞いた鬼は、目を見開きこう言った。
「…………そのお声は……咲夜姫……」と。
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