136話 ダブルメインイベント第一試合 ー遺恨清算デスマッチー 時間無制限一本勝負 反則裁定無し 勝敗KOのみ 黒河内真由美vs伊崎カナエ 開始!

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 聖クリ慰問プロレス残す対戦は!


 メインイベント

 時間無制限一本勝負 反則裁定無し 勝敗KOのみ


 無敗街道こと

 伊崎カナエ (ドーグ アイスピック)

 VS

 極悪ヤリホの赤リボン🎀こと

 黒河内真由美 (ドーグ 鉄のハイヒール)


 (追加)

 慰問プロレス・ファイナルマッチ(タイマン)


 最狂のヤンキーレディー

 京極茜

 VS

 不屈のラベンダー

 広田キラ


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 リングに上がった全身ワニ皮レザースーツの黒河内は、レンタルレフリーに笑みを向け、


「オッサン、オメエは10カウント数えるだけでいいからな?」


👨🏻≪KOにはTKO(テクニカルノックアウト)も含んでいいのか?


「テクニカルノックアウト?」


👨🏻≪レフリーの私が試合続行を危険と見なしたら試合を止める事だ


「そんなのいらねえ10カウントのみだ……」


 黒河内は伊崎に笑みを向け、


「それでいいだろ? 伊崎?」


 黒のキャミソールミニの伊崎は黒河内にガンを向けたまま、


≪もちろん……≫


 伊崎はアイスピックを腰のポケットから取り出し構える……

 アイスピックに笑みを向けた黒河内は、腰のポケットから漆黒のワニ皮レザーのフルマスクを取り出し、


「そのアイスピックを好きなだけ振るえ……」


 赤いリボン🎀の頭に被り、後頭部にあるファスナーを下ろして締め……


「これが私、赤リボン🎀の最終形態。 数々の地獄の経験を経たからこそ、この私がタイマンの進化の最終到着地点に達したと言い切れる」


 蹴りで迎撃の構えを取る。


👥💦≪なんだありゃ!?

👥💦≪まるで漫画コブラのレディだぜ!!

👥💦≪目に穴がねえけど見えるのか!?

👥💦≪よく見たら目に細かな粒粒状の穴が開いてる!?

👥💦≪赤リボンは伊崎殺しに用意周到だったのかよ!


 伊崎カナエはリングサイドの長テーブルに座るクリスチーヌ校長を見下ろし!


≪校長! さっさとゴングを鳴らせ!≫


 クリスチーヌは、もはや人と思えない姿の黒河内真由美を見上げながら、


「うん……😨.。o○カナエの相手なんじゃありゃ?」


 クリスチーヌは伊崎を見上げトンカチを振り上げながら、


「カナエ……😦」



回想37話



 体育館から校外へと歩む伊崎カナエは、ジョーロを持って校舎から出て来たクリスチーヌ校長とバッタリ。


 校長クリスチーヌは目を逸らして歩く…


「校長……」


 校長は振り返り、

「え? なん……なによ?👀💦」


「死んでいい人間っていると思うか?」


 校長は急に強いまっすぐな眼差しで、伊崎カナエの眼を見上げ、


「……いないよ、どんな人の命も重たいんだから🙁」


「ふふ、どうだろうね」


「人が血と涙で築いてきた自由がある限り、どんな命も重たいの🙁」



 次期聖女カナエ…… 無茶だろうと何だろうと……

 あんたのやり方で……


 あの悪魔(黒河内真由美)を救ってやりなさい!! (゚Д゚)



 🔔🌟🔨カ―――――――――――――――ン





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