概要
登場人物全員犯人(探偵含む)
「私がやりました」「私もやりました!」「いや実は僕が」「ふざけるな! やったのは俺だ!」
神聖なる推理の場で、犯人が次々と名乗りを上げる。
「探偵さんも現場にいたでしょう?」「まぁ刺しましたよね実際」
登場人物全員犯人。探偵も犯人。
果たしてこの事件、いったい何が起こったのか。
神聖なる推理の場で、犯人が次々と名乗りを上げる。
「探偵さんも現場にいたでしょう?」「まぁ刺しましたよね実際」
登場人物全員犯人。探偵も犯人。
果たしてこの事件、いったい何が起こったのか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!罪深き愉しみとしてのミステリー
ミステリーとはそもそもが罪深き愉しみだと思います。
人の死をパズルのように弄び、読者の知的好奇心を満足せしめることを目的としたジャンルなのですから。
そうであればこそ、書き手の良識が試されるジャンルでもあります。
倫理的に正しいことしか書いてはいけない、ということではなく、エンターテインメントとして読者を不快にさせない配慮があるべきということです(もちろん、誰も不快にさせない作品はあり得ませんが)。
人間の暗部を描きつつそれを反面教師とし、探偵の「説教」で帳尻を合わせるのもひとつのスタンスでしょう。
また、そもそも殺人を扱わない。いわゆる「日常の謎」に終始させる――というのもひとつのスタ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「何で?」いや、whyじゃなくて。
この作品、何とバカミス。カクヨムでもあまり例を見ないのではないでしょうか(当社調べ)。
バカミスって何? という人のために簡単にお話しておきましょう。
バカミスとはつまり「そんなバカな?」となるミステリーの意味で、いわゆるギャグもの。謎を解く論理性よりも「んなアホな?」という意外性に重きを置いた話です。
探偵「あなたが犯人です」
A「私がやりました」
B「私もやりました!」
C「いや、実は僕も……」
D「違う! やったのは俺だ!」
E「探偵さんも現場にいたのでは?(俺もやってんけどな)」
探偵「まぁ、刺しましたよね実際」
そんなTwitter上でのやりとりが元で生まれたようです。
……何…続きを読む