概要
だってこれは、本物の星じゃないので。
「プラネタリウムが光ったら、面白いと思いません?」
「それって実質、昼じゃない?」
ド田舎の小さな科学館の、プラネタリウム担当。イカれた新人が出してきた新しいプログラム案。それは「ゲーミング・プラネタリウム」だった。
第七回こむら川小説大賞参加作品です。お題:「光」
7600字程度の短編です。
「それって実質、昼じゃない?」
ド田舎の小さな科学館の、プラネタリウム担当。イカれた新人が出してきた新しいプログラム案。それは「ゲーミング・プラネタリウム」だった。
第七回こむら川小説大賞参加作品です。お題:「光」
7600字程度の短編です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!論理から飛び出した光が、思いがけない感情へ着地する。
科学的で論理的な会話の中へ、突然入り込んでくる「ゲーミング・プラネタリウム」という大胆な発想。
最初は、その違和感がどこへ向かうのだろうと思いながら読み進めました。しかし物語は、予想していなかった感情へ自然につながり、最後には静かに心を動かされます。
奇抜なアイデアを面白さだけで終わらせず、登場人物にとって必要なものへ変えていく構成が見事でした。会話の軽やかさを保ちながら、これだけの展開と余韻を短編の中に収めていることにも驚かされます。
楽しく読めて、読後には少し見える景色が変わる。短編を書く者としても、とても参考になる作品でした。