十四日目:簡単に死に過ぎ
日付が変わるとやはり時間が戻った。まぁ、予想通りだしそれはいい。奇跡はない。
さておき、前回みたいな勢いで四季メグルが死に続けているとしたら、直接関わらずに守ることは厳しい気がする。
でも、接点を持とうにもどうすれば……。
悩んでいると玄関の呼び鈴が鳴った。
ドアを開けると、顔面蒼白の春日が立ち尽くしていた。
どうしたのか尋ねると、ここへ来る途中で四季メグルが通学路の階段から転落する現場に遭遇したらしい……。救急搬送されたが、アレはダメだろうと……。
あの子、スペランカーかなにかなの? 簡単に死に過ぎでしょう。
けど、これで分かった。このままだとループから抜け出せる可能性は限りなく低い。あと、人手が足りない!
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