三日目:もしかして、死に戻ってる?
朝、ベッドの上で目が覚めました。おはようございます……いや、待てっ!
落ち着こう、私。まずは日付を確認。うん、昨日と同じだね……。
でも、確かに死んだという実感がある。もしかして、もしかして、これって……死に、戻って……る?
うそ、ウソ、嘘?! 冗談きついよ神様! そこはせめて異世界転生でしょう?!
いじめを苦にして死ぬうら若き乙女を不憫に思い、約束された来世を提供するもんでしょうが! クソめっ!
なんで? どうしてあの世からもクーリングオフされないといけないのさ!
私、この十七年の人生でそんなに悪いことしたかな?
もし、そうでないなら死なせて欲しい。もう疲れたんだ……。懇願しつつ私は自宅マンションから飛び降りた。
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