　朝、ベッドの上で目が覚めました。おはようございます。

　冬野リア十七歳、今日も元気ないじめられっ子です♪　クソめっ！

　さておき……とてもリアルで妙な夢でした。実は緊張してるんでしょうか？　いやいや、よもやよもやです……。

　でも、洗剤は止めておきましょう。サクッと一瞬で、なおかつインパクトとニュース性のあるヤツに計画を変更です。

　というわけでやってきました、放課後の屋上。綺麗な夕日、眼下から聞こえてくる部活や下校の賑やかな声。

　あれらが絶望と悲鳴に染まると思えば、私の人生にも一握の価値があったのではないかと思います……。

　あぁ、世界は美しい……今日は、死ぬにはいい日だ。さよなら……私、冬野リアは確かにここにいた！

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