十五日目:今回も死ぬんだ

 再び今日に戻ってきた。でも色々と考えている暇はない。

 こうしている間にも四季メグルが死んでしまうかもしれないのだから……。

 

 ちなみに人手不足はエミを加えることで一応解決。

 自身の夢が現実だったいう事実に初めこそ混乱していたけど、最後は納得してくれた。あと、いじめの件やループ初期の行為はお互い水に流すことに……。今は明日を迎えるほうが重要だから。


 手早く支度を済ませたら、四季メグルの通学路へ向かう。

 春日たちと合流し、小学校へ無事登校する彼女の姿に一端は安心したのだけど――。

 

 正午、監視を続けていると校内へ救急車が入って行く。その瞬間、全てが絶望に変わる。確認するまでもない……。四季メグルは今回も死ぬんだ。

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