恋い慕う気持ちがリアルで、切ない。壇ノ浦の一一八五年が、物語の流れで必ず来るのがわかっていても、幸せを祈らずにはいられませんでした。
ホラー、恋愛、現代ドラマなどを書いています。 連載中 『おつかれさん、おやすみなさい』 『いつかきっと、わたしたちは。』 『この距離のはかりかた』 『甘い夢…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(235文字)
平家物語、というと皆さん学校で習うと思うのですが、驕れるものは久しからず、ということで、貴族化した平家がその権に溺れた結果、源氏に敗れた……というような印象を抱いている人も多いのではないでしょうか…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(2268文字)
カクヨムをやってて良かった……。満足の溜め息と、涙が滲む目元を押さえながら読了しました。平安末期、平清盛の甥である「教経」と彼を慕う女性「玉虫」の物語です。恋の始まりからその結末までを、大き…続きを読む
もっと見る