恋い慕う気持ちがリアルで、切ない。壇ノ浦の一一八五年が、物語の流れで必ず来るのがわかっていても、幸せを祈らずにはいられませんでした。
ホラー、恋愛、現代ドラマなどを書いています。 連載中 『おつかれさん、おやすみなさい』 『いつかきっと、わたしたちは。』 『この距離のはかりかた』 『甘い夢…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(235文字)
平家物語、というと皆さん学校で習うと思うのですが、驕れるものは久しからず、ということで、貴族化した平家がその権に溺れた結果、源氏に敗れた……というような印象を抱いている人も多いのではないでしょうか…続きを読む
カクヨムをやってて良かった……。満足の溜め息と、涙が滲む目元を押さえながら読了しました。平安末期、平清盛の甥である「教経」と彼を慕う女性「玉虫」の物語です。恋の始まりからその結末までを、大き…続きを読む
数々のドラマがある源平争乱。本作は、平家に仕える『玉虫』という女性が主人公の物語です。那須与一が射抜いた『扇の的』の横に立っていた美女が彼女です。勇猛な将・平教経を幼少時から慕い続けた玉虫。…続きを読む
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