概要
物語の終わりの先には何があるのかしら?
1970年、世界安全機関は対吸血鬼戦線における終戦を宣言した。
しかし当初の目的であった「地球上からの吸血鬼の根絶」には今なお至っていない。最後の吸血鬼であるマリアがいるからだ。
これは、完結した物語の先にある、何も語ることのない物語。
しかし当初の目的であった「地球上からの吸血鬼の根絶」には今なお至っていない。最後の吸血鬼であるマリアがいるからだ。
これは、完結した物語の先にある、何も語ることのない物語。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!昔懐かしい伝奇バトルものライトノベルの味わい
力を封じられたまま生きる最後の吸血鬼・マリアと、その監視役である人工の半吸血鬼・ソラの、人知れない活躍の物語。
吸血鬼などの伝奇的なモチーフを盛り込んだ、現代もののファンタジーです。戦闘を含む派手なアクションシーンも多く、いわゆる異能バトルもの的な趣もあります。一時期のライトノベルにおいて隆盛を誇った、ある種の定番ジャンルのような安心感を覚えました。少年向けの物語として、なんだかんだみんな好きなやつ(百合ではありますけれど)。
設定の細やかさというか、意外と練り込んであるところが好きです。いや「意外に」なんて言うと失礼っぽい感じですけど、でもまさにそこ。お話の筋としては吸血鬼と半吸血鬼…続きを読む