紫煙と脂艶

 なんともいえない、苦み走ったとも渋味溢れるともつかぬ迫力のある良作。
 二人の距離の取り方が巧みな筆致で描かれ目を離せない。特に、主人公の設定が入念にこだわりを持って作られたのが伝わってくる。森の奥という舞台も定番ながら陳腐さを感じさせない。
 詳細本作。

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