二人の人生の間に挟まるそれは、甘く爽やかな香りをかすかに放っている。 理知的な二人のこと、互いの気持ちに気づくまで少々時間がかかるかもしれない。その間に、実際に目にした世界遺産が増えていくこともあるだろう。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
拝読させて頂きました。図書館で出会う2人のお話。図書館という静寂の舞台で紡がれる物語は、まるで本棚に収蔵された一冊の本であるかのようです。素敵な物語をありがとうございます。
作者はリアリティーのある日常の出会いをさりげなく語り始めます。ひょんなきっかけで知り合い、見失い、また出会う。これからどうなるのか、読者に想像させる楽しみを残しています。
小学五年生の少女と中学一年生の少年が、図書館で出会い、本とインターネットの話題を共有します。或る日を境に図書館に姿を見せなくなる共有相手。その人と、空白の時を経て再会した時、微妙に変化していく…続きを読む
いつも一緒に図書館に通っていた友達が引っ越してしまい、寂しい思いをしていたみのりが、大事にしていた1枚のハンカチをきっかけに出会った少年・大樹。大樹は、みのりの知らない世界のことを、インターネット…続きを読む
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