素朴だが忘れられない甘酸っぱさを備えた良作。主人公の心境が緩やかに変わりそうで変わらず、激しく進まなそうで進む構成が面白い。 詳細本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ホラー、ファンタジー、現代ドラマ辺りが好きで、短編長編問わず良く読み書きします。 現在、長編ホラー小説『ただの…
つかず離れず、隣同士の幼馴染みの二人。距離感をとても意識させられるお話で、清潔感あるレモンの薫りが、二人の間柄をそこはかとなく語り仄めかしているような感じがしました。訪ねてくるのが、男の子の方、…続きを読む
隣の家の庭からレモンの香りが漂ってくると、冬の到来を実感する。幼なじみ。歳がたつにつれ、段々と会わなくなる。突然、彼から告げられる事実……。切ない感情うまいです。素敵なラスト…続きを読む
大げさな表現や、大きな出来事を慎重に排除しているように感じる。日常の中で香るレモンのように、人生のきっかけや大事なものは、さりげなく存在するのだ。そんな当たり前で愛おしい事実を思い出させてくれる…続きを読む
あんなに仲良しだったのに、成長するごとに深まる溝。男女が仲良くしていると冷やかされるから。そう言う理由で疎遠。でもある日、晴天……いや、曇天の霹靂。幼馴染に対する思い。その心理描写がとて…続きを読む
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