冬時のレモンの香りは遠くて近いあいつの薫り

つかず離れず、隣同士の幼馴染みの二人。距離感をとても意識させられるお話で、清潔感あるレモンの薫りが、二人の間柄をそこはかとなく語り仄めかしているような感じがしました。

訪ねてくるのが、男の子の方、と言うのもまたドキドキしますね。不器用に渡されるメッセージがぽつんと記憶に残って。十年後また、さらに忘れられない思い出になりそうです。

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