概要
おれがふたりのあいだに立っていられるのは、今だけかもしれない
飛び抜けた才能を持つ作家と演者。そして平凡なカメラマン。自主映画を撮っている三人の大学生は雪を待っている。
【関連作】
三人の出会いから本作のすこし先のお話。逝く人間と残された人間。筆致企画で書いた喪失と再生の物語です。
『空に走る』
(全2話/約7,700文字)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918576347
香鳴裕人さんの自主企画 [第2期] 同題異話SR -Dec.- 『雪待ちの人』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354055082536799
【関連作】
三人の出会いから本作のすこし先のお話。逝く人間と残された人間。筆致企画で書いた喪失と再生の物語です。
『空に走る』
(全2話/約7,700文字)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918576347
香鳴裕人さんの自主企画 [第2期] 同題異話SR -Dec.- 『雪待ちの人』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354055082536799
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!時が止まればよいのに
大学生の男性二人と女性が一名。
どうしても一人が余ってしまう切ない三角関係と美しい雪景色の物語です。
三人は今でこそ仲良く分け隔てなくやっていけるものの、クリエイティブな業界で生き残れるのは才能をもった一握りの人間だけ。そして一人の女性が選べる男性はやはり一人だけなのです。
人間関係は時と共に移り変わり、決して元には戻らないもの。
一見楽し気で和気あいあいとした会話の中にも現実を認め、未来を憂う悲しき男の心情がここにはありました。
私事ですが、自分も学生の時分が青春のハイライトであり、人生の楽しさは全てそこで学んだと言っても過言ではないので…昔を懐かしみつい涙ぐんでしまいました。
今、…続きを読む