死が安い世界で生きる僕らは　～英雄と呼ばれた魔眼の騎士、主人と仲間とついでに世界を救う～

　人も、魔物も、動物や植物だろうと死んでも蘇る。命は決して一つじゃない。だから死が安い。

　敵の魔法により、『魔眼の騎士』ロディ・ストラウドは、そんな世界に転移させられてしまう。元居た世界にいる姫を救うため、ロディは強さと帰還する方法を探し求める。
　価値観のズレた世界、そこに生きる変わった人々、集った仲間とその願い、様々なものに触れるうちに、彼は冒険の楽しさを知っていく。


　どれだけ行っても上には上がいる。けれど、最強じゃなくても世界は救える。相手より弱いことは勝てない理由にはならない。そんなお話です。

　小説家になろうにも掲載中。