概要
自分に関する記憶をほとんど奪われて、妙な異世界に放り出されたら……
少女クミはわけも分からずいきなり「ゴブリンの代わりに変態生物ノライヌがうろついている異世界」に放り出されている自分を発見した。自分が日本人であることと名前が多分クミであること以外何も分からない。そこは日本語を言語として「何故か」使っている世界で、文章も日本語なのだが、何故か、漢字だけ無かった。
元々読書家だったのかもしれないが、クミはそれがとても苦痛になってきて……
タイトルで「漢字を広めようと」しているとありますが、あくまで希望です。作中でも語りますが、あまり積極的に広めようとしてません。無論理由はあるんですけど。
……タイトル詐欺ではありません!!
元々読書家だったのかもしれないが、クミはそれがとても苦痛になってきて……
タイトルで「漢字を広めようと」しているとありますが、あくまで希望です。作中でも語りますが、あまり積極的に広めようとしてません。無論理由はあるんですけど。
……タイトル詐欺ではありません!!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一人称視点&短めの文章で読みやすさ◎
記憶を失った女子高生が異世界でどうにかこうにか暮らしていく物語です。
文章が一人称視点で書かれている為、キャラクターの内心に寄り添って読み進めていくことができます。異世界で生き抜く為にはどうすればよいか、やりたいことは何か、主人公が必死に考えを巡らせているのがよくわかります。時には自虐も……(笑)
モンスターや冒険者が存在し、主人公も「異能」と呼ばれる能力を発現させますが、戦闘シーンはあまりなく、基本的にほのぼのしています。その中で、主人公はひらがな・カタカナのみの文章に不満を覚え、異世界に「漢字を広める」という大願(?)を抱くようになります。しょうもない目標と言えばそれまでですが、これ…続きを読む