儚くもロマンチックなディストピア短編

三つの勢力が争うシステムだけが残された惑星で、哨戒任務に就いた一兵士が敵対する勢力の「ある特徴」を持った兵士と出会う。
兵士達は純粋に戦う道具として造られた存在であり、初めての贈り物がお互いに名前を付け合うこと———。
荒廃の果てと言うべきポストアポカリプス世界のディストピアSFでありながら、同時に出会いの物語にもなっています。
一万六千字の短編、おすすめです。