香る余韻と輝く月。

 あとひと押しすれば、ひとつ上の関係になれそうな彼女が彼に問うたのは、「コーヒーと言えば何?」という質問。
 ここから始まるこのお話は、それはそれは優しくて素敵な物語になっています。
 とても読みやすくて、でも余韻が美味しいコーヒーのように確かに残る、この作品。
 ぜひともみなさんにも味わって頂きたい、素敵なお話ですよ。
 あなたとひとくち、いかがです?

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