生と性を知るために風俗店に行ってきた話

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（114文字）

脱童貞を風俗店でしてきました！という赤裸々な内容に読まずにいられませんでした。

淡々と思いが綴られて色んな心情がすっと心に入ってきます。彼は一見、自分をあまり高く評価していない人物のように見えます。

けれど私は彼がとても賢くて勇気がある人だと思いました。

幸せになろうとして行動をきちんと起こせて、結果をきちんと受け入れて、前を向いて歩いていける。

かっこいいですよ。

性を語るのは生を見せてくれるなと感じました。

きっとこれからさらに豊かな大学生活が実ることを祈りたくなる素敵なエッセイでした。

「注目の作品」から読みに来ました。

すっげえなあ……。

この真実味あふれるこの小説は、特に、若い男性心理を描いていて、非常に面白いです。

この私は、この小説と全く逆で、『短編：私は、彼女が、好きだった！！！』にも書いていますが、人生最高の凄い美人に出逢い、手も足も出なかったです。

まあ、この私の小説との正反対の小説ですが、ここまでハッキリ書いてあって、何度も言いますが、非常に面白いです。

まずは、一読してみて下さい。

　恋愛潔癖症に罹患した作者様。それは遅効性の毒に似た呪いであり、一度罹ったら最後、なかなか抜け出せない現代の病魔です。
　作者様は彼女が欲しいと思いつつも、この恋愛潔癖症によって「自分から女の子にアプローチするのは格好悪いこと」と信じてしまい、待てど暮らせど運命の女性は現れません。
　作者様は生を実感できず、悶々とした日々を送る事となりますが、そんな時に作者様を救ったのが「エロゲー」という存在です。
　恋愛に傷付いた作者様を、優しさで包み込むエロゲー。そして作者様は気が付きます。
『エロがあるからエロゲーは素晴らしいのだ』、と。

　つまりエロを実際に体験すれば──、つまり女性とあんなことや…続きを読む